2024/07/14

桑という木

朝、栃木県益子町を取り上げたNHK-Gの「小さな旅」を観ていたら耕作放棄地を活用した牧場で切らずに残しておいたという桑の木の葉を牛たちがおいしそうに食べているシーンがあり、その食べっぷりが見事だったので見入ってしまいました。牧場の草原を軽やかに駆ける牛たちはジャージー種で乳牛とのことでした。

桑の木の葉というか桑の葉で注目したのは、昨日、庭に桑の木を植えたばかりだったからです。そこに至ったのは教室で飼い始めたカイコのエサが近場では入手できず遠方からのものに頼っていたことがきっかけとなっています。かといって桑の木の苗を近くの園芸店で見たことはなく通販サイトで探すことになりました。すると桑は実をつけてそれが美味でジャムの材料にもなることがわかりました。そうなると私の桑熱は俄然上がって葉は二の次、大きな実がなるという苗を選びました。届いてみると丈夫そうな太い幹で葉はたしかに桑の葉でした。天気と仕事の関係で1週間余植えられなくて玄関先に置いたままにしておいたところ葉がだんだん傷んできたようで気になりだしました。数日後よく見ると虫(何かの幼虫)が葉を丸くした中に隠れていました。葉を食べていたのはこの虫だったようで、他に黒い小さな虫もいました。これはたいへんとやむを得ず殺虫スプレーを使いました。出荷のとき点検しなかったのか届いてから虫がついたのか、それはわかりません。桑の葉は無残な姿になりましたが新しい芽もいくつか出てきたので大丈夫でしょう。

カイコを飼うのは初めてでさわるのも初めて、その驚異的な食欲に桑の葉が足りずに一時は痩せてしまって心配もしました。いつしか繭をつくり始めてまたいつの間にか羽化した成虫がいて今度は卵をたくさん産んでと驚きの連続でした。成虫は翅があるのに飛ぼうとしないのも不思議でした。カイコは人間が絹糸を取るために改良を重ねて自力では生きていけなくなったと聞いたことがあります。その絹糸となる繭の糸はほんとに細くてこれからどうやって糸を作っていくのかとそれも不思議です。また先日は八丈島の黄八丈が絹とわかってそれも驚きました。その技術が昔からそこにあったということです。先人の知恵にはただただ脱帽です。

ライシテ展

 いつしか3月も半ばを過ぎてまだまだ風が冷たいと思っていたところ今日は何かがちがうと思うほどの芯が感じられるほどの暖かさでした。そうか! 今日は彼岸ではないか! 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。 今日は県立美術館の企画展「ライシテからみるフランス美術 信仰の光と理性の光...