2015/02/28

R・シュトラウス 2枚

この前、帰宅ドライブ中にNHK交響楽団のライブ放送でリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」を聴きました。まるで生き物のような音の動感に五感が目覚めるような感覚がありました。これはと思って調達したCDはカラヤンがベルリン・フィルを振った1974年録音の定番ですが録音の古さは如何ともし難いか。よくよく考えるとR・シュトラウスの音盤を買うのは学生時代の「ツァラトゥストラはかく語りき」以来で、1974年というとその少し前ですが音楽界としては同時期といえるでしょうか。「英雄の生涯」を聴いていると私が幾度かこの曲に入っていけなかったのはもしかしたらその表題ゆえかも知れないと気づきました。あと、このCDが届く前にペーター・シュライヤーが歌ったR・シュトラウスの歌曲集のCDを中古で見つけて入手しました。こちらは1979年の録音でやはり“同時期”です。ドイツ語は数個の単語意外全くわからないしそもそも詩はあまり聴かないという聴き方なのでシュライヤーの声とピアノをひたすら追うわけで、こちらは車で聴けたものではないので今日やっと“ながら”ながらもその細部まで聴きました。透明感のある声で端正に歌い上げるシュライヤーの歌はある浄化の作用があるように思います。バッハの宗教曲の福音史家はその最たるもので、当時、京都百万遍ののリチェルカーレでよく聴き入ったもの。

いつの間にか新年も2か月が過ぎようとしています。年々この時期は最もゆとりがなくなってきています。近くの菜の花畑も満開ですが楽しむ余裕がないのが残念です。

パール・バック『母よ嘆くなかれ』

音楽療法の研修資料で前に作成したスライドからパール・バックの引用を使うことにしました。ポール・ノードフ、 クライブ・ロビンズ著、望月 薫訳『障害児教育におけるグループ音楽療法』(人間と歴史社 1998) に寄せたパール・バックの「序」の一部です。 遅滞のある、ゆっくりと考える人た...