今更の感は否めないながらも携帯をNEXUS5にしました。昨日届いて環境を移行、最後にSIMカードを挿し替えて明日からの“携帯”に準備が整いました。届いたときはAndroid5.xでしたが数回のアップデートを経てAndroid6になりました。使ってみるとスペックは今でも何の遜色もなくiOS並の操作感で触るたびに新鮮に思います。このあたりはさすがの“ピュア・アンドロイド”で、やっぱりここに行き着いたかと思っています。“素”でいく潔さとでもいうのでしょうか。iOSも然り。つくづく思うのはスマートフォンのハード、ソフトともどうして日本で作れなかったのかということです。私がスマートフォンを使い始めたのは7年前、iPhone3Gからでした。周りからはちょっと冒険と見れられていたふしもあったようですがiOSのインターフェイスにただならぬ来るべきフェイズを予感させるものがありました。iOSもAndroidもキャリアメールに代表される日本の“しきたり”とのせめぎあいは今も続けているものの淘汰は然るべき道をたどるもの。最後はそもそものコンセプトでしょう。ところで、私のNEXUS5は赤です。赤というよりオレンジ色、レスキューオレンジでしょうか。アウトドアで目立つ色と考えてのことです。グラファイトのTPUケースとのミスマッチもある意味存在感があって面白い、かな!? 今、あらためて哲学の時代の真っ只中にいることを実感です。
2015/10/18
2015/10/10
ピアノ・トリオな秋
これまでピアノ・トリオも聴いてきたはずなのにここしばらく無性に聴きたくなってCDを探っていたらヨーロッパのピアニストの演奏がいくつか出てきました。これがとてもいい。探せばApple Musicでもたくさんあってこれは秋の夜長の音楽とした次第。なぜかイタリアのピアノ・トリオが身近に聴こえます。ミケーレ・デ・トロやステファノ・ボラーニがなんともいえない音の深みに誘う。この秋冬はピアノ・トリオで“決まり”かもしれません。静謐とシンフォニックという紙一重のスリリングな演奏形態が聴く人を惹きつけるように思います。
先週から東京JAZZ 2015の放送が始まりました。こちらはもちろん全編ライブで臨場感があってなかなかの観もの聴きものです。ジャンルはジャズだけでなく幅広く、今、コンテンポラリーの音楽が聴けて邦人プレーヤーの活躍も頼もしい。今回は東京フィルも登場してドラムはなんとスティーブ・ガットでした。サイモン&ガーファンクルのセントラルパークのコンサートの彼のドラムは耳元から離れない。1981年、34年も前のこと。いつか行きたいと思っている東京JAZZ、退職しないと行けそうにない!
それにしても音楽を聴くためのシステムはこれからどうしていこうかと思案中です。iTunesの資産は3台のMacを経て今は自作Windowsで落ち着いていますが、Apple Musicに手を出したところ、時にiTunesのレスポンスが落ちることがあって、また、使い方によってはCDから取り込んだデータが消えることも起こり得るとのことで気を揉んでいます。ではGoogle Play Musicはどうかということで試用中です。iTunesのライブラリは15,000曲余りもあって“デジタルロッカー”にアップするのも時間というか日数がかかりますがネットがつながればどこでも聴けるようになるのは嬉しい。こんな世の中になるとは想像すらしなかった世代なのに使っている自分が少し面白くもあります。
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『レディ・ムラサキのティーパーティー らせん訳「源氏物語」』
高橋亨の一連の著書と並んで今私が注目するコンテンポラリーの源氏物語論です。とんでもなく面白い。毬矢まりえ・森山恵の共著です。 毬矢まりえと森山恵はアーサー・ウェイリーが英訳した源氏物語を邦訳しています。ひょんなことからその「らせん訳」を読む前にこの『レディ・ムラサキ・・・』を読...
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第九の本番でした。合唱で参加しました。第九を歌うのは高校以来ということだけでなく歌うことすら音楽の授業で声を出すくらいだったので高い音は出ないしすぐ酸欠になってめまいがするしでエントリーしたことを後悔したこともありました。みなさんに助けてもらってやって来れたと思っています。 大阪...
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浅井幸子は1920年代の大正新教育の潮流のひとつで1924年に池袋で誕生した「児童の村」と名付けられた小学校をはじめとする私立学校での教員の「一人称の語り」に着目して『教師の語りと新教育 「児童の村」の1920年代』(東京大学出版会 2008)を書いています。そこで教師は教育実践...
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■元ディープ・パープルのギタリスト、リッチー・ブラックモアの新ユニットのアルバムを聴きました。Blackmore’s Nightの『Under A Violet Moon』です。「ロシア民謡から中世ルネッサンス風の音楽まで…」と帯にあるようにディープ・パープルとはかなり趣きが異な...