■昨日、2台目のEOS630を手に入れました。もちろん中古です。14800円でした。シャッター幕に少し油がにじんでいます。このまましばらく使ってクリーニングまたはシャッターユニットを交換することになると思いますが、ボディがすごくきれいで気に入りました。
■EOS630は初代EOSの最終モデルで1989年の発売です。ボディの芯は金属で、適度な大きさと重さ、頑丈さが魅力です。1台目のEOS630は今年1月末の東京出張のとき、歩道の雪が凍結していて転倒。私の体重をうまく逃がしてくれたものの、なんと、ボディの底を割ってしまいました。でも、メカにはなんのダメージもなく、その頑丈さに驚きました。プラスチックボディの適度なねばりと強度がうまく働いたのだと思います。ISレンズも大丈夫でした。シャッターに難ありとはわかっていていも、やっぱりEOSはこれだと思っています。もちろんEOS1シリーズは別です。
■EOSKISSをもっている知り合いから、きれいな写真が撮れないと相談を受けています。ピントが合わない、色がきれいに出ないと、メーカーに点検に出したところ異常なしだったとか。キャノンのEOSシリーズの特性として、露出のアンダー傾向があるようです。これはポジの特性に合わせた設定との説もありますが、ネガにとっては色のにごりの原因となります。また、キャノンの評価測光は意図的過ぎて、条件によってはびっくりするような極端な“修正”もあるようです。私は1段低くフィルム感度を設定していますが、それでも尚アンダー傾向を示すことがあるくらいです。また、EFレンズは光を十分に回さないとその性能を発揮しないのではないかと思っています。光が十分回って、そこから撮影者の意図的な操作が始まる。そんな気がしています。
■私が使っているEFレンズは、28~135mmF3.5~5.6IS と、50mmF1.4の2本です。手ブレ防止機構にはほんとに助けられています。私は自然光(常光)だけで撮るのが好きです。シャッター速度が1/8であろうと1/4であろうとおかまいなしにシャッターを切ります。ISなら見事に止まってくれます。
■さて、私はこの2台のEOS630をどう使おうとしているのか。1台はフジフィルムのポジ、トレビ100を入れます。もう1台にはモノクロのプレストかアクロスを入れます。 これから麦秋がきれいな季節です。カラーもいいし、モノクロもいい…なんと欲張りなんだろう!
2001/05/30
EOS630
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