■打ち込みの『おかあさんといっしょ』のメドレーを仕事で使いました。『オープニング』『にじのむこうに』『あ・い・う・え・おにぎり』『公園にいきましょう』『てをたたこ』『シアワセ』の5曲です。会場の響き、残響にも合わせてベロシティとゲートタイムは直前まで調整しました。アンプのエフェクトも。結果は思いのほか自然に流れてほっとしています。打ち込みを始めてまだ1か月、よくここまできたものだと思っています。
■毎日発見がありました。コンサートは『おかあさんといっしょ』のコピーなので、とにかくオリジナル演奏を真似ることから始めました。ところが、『にじのむこうに』の冒頭のチャイムの音がない。そして、ギターのパラパラ…という音が出せない。しばらくどうしようかと悩みましたが、あるとき、オリジナルにない音は手持ちの音で自分のオリジナルを創るしかないと気づきました。代用の音で済ます、というものではないつもりです。そう思ったら音色だけでなく、ベロシティなどもあれこれいじることができるようになりました。すごくおもしろい!
■打ち込みは、メロディ、ベース、リズム、コード、対旋律の順で進みました。『おかあさんといっしょ』もやはりバンドの構成です。ところが、『オープニング』だけはちがいました。ストリングスが中心でドラムなし…どうしたらオリジナルの感じが出るのか。はたと気づいたのはクラシックの弦楽器の動きです。セカンドバイオリンを弾いているといやというほど“刻み”があります。それを試そう。速いアルペジオを打ち込むと音楽に躍動感が加わりました。それはモーツァルト以来続いてきたクラシックの“定石”です。オーケストラの経験がこんなところで役立った。DTMは音楽の構成要素のすべてが一人でコントロールできる、ということは、打ち込む人の“音楽性”が試されるのだと実感しました。DTMにはまる気持ちがわかりました。そして、私もますますDTMの奥深くへ…
2001/11/07
DTMの醍醐味
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