2002/08/09

ポコ・ア・ポコ・サマーセッションをして思うこと

■金曜日、週末! ポコ・ア・ポコ・サマーセッションも土日は休みでほっと一息です。プログラムはある程度決めているといってもその日の子どもたちのようすによってその場その場でプログラムを組み立てながら進めています。始まりの曲もいつも同じ曲でいいというものではありませんね。楽しくしているつもりでも緊張の連続です。セッションが終わってからもいろいろ考えることが多い。はじめの1週間は風呂に入ってバタンと寝てしまうくらいでした。でもやってよかったとしみじみ感じるこの頃です。
■ポコ・ア・ポコ・サマーセッションには日によって1人~6人のお子さんが来てくれています。ニーズに合わせて個人セッションとグループセッションを組み合わせています。内容も音楽ばかりでなく、個人セッションの時間には体の緩めや「ことば・かず」に音楽をプラスさせたりと、その子のニーズに合わせてゆるやかな枠組みで行っています。時間も子どもに合わせてしているのでこちらも気持ちに余裕があって、子どもたちも落ち着いていい表情を見せてくれることが多くなってきています。「自分が変わらなければ子どもも変わらない」ということでしょう。この夏は私にとってターニングポイントになるかも知れません…どの方向に向かうのだろう…
■ポコ・ア・ポコ・サマーセッションをしていると今までの自分のすべてが試されているのだと感じることがよくあります。子どもの見方や音楽の使い方など今までの知識と経験を総動員して、さらに子どもの文脈を読んで子どもとともに自分が変わらなくては子どもにプラスになる音楽療法のセッションはできないと考えます。ポコ・ア・ポコ・サマーセッションは半分近くが終わって、私自身、ピアノの弾き方や歌い方がずいぶん変わってきたと思っています。今日はしばらく会ってなかった重度の男の子と短いながらもふたりだけの時間をもつことができました。私がピアノを弾いて歌って、そして、彼が目で何かしら語ってくれたのは私の勝手な思い込みではなかったと思う。
■8月3日から5日の3日間、石川県で開催された日本ミュージック・ケア協会のミュージック・ケア第6回全国セミナーに行ってきました。宮本啓子先生の理論と実技は明快でとても気持ちがいい。参加者の意識も高い。情報量も膨大で頭がフル回転しても追いつかない状態でした。
■このセミナーで浜崎あゆみのバックダンサーをしていた人からフェイクダンスを少し教えてもらいました。彼はフェイクダンスと障害がある人のリハビリを結びつけたいとミュージック・ケアを志したとのことです。鍛えられた体、迷いのない動き、細部まできちんと決まる各部位、音楽との絶妙のタイミング…彼の動きに目を奪われていました。元XjapanのToshiさんのコンサートもあって知らない世界を知った次第です。

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