■金曜日、週末! ポコ・ア・ポコ・サマーセッションも土日は休みでほっと一息です。プログラムはある程度決めているといってもその日の子どもたちのようすによってその場その場でプログラムを組み立てながら進めています。始まりの曲もいつも同じ曲でいいというものではありませんね。楽しくしているつもりでも緊張の連続です。セッションが終わってからもいろいろ考えることが多い。はじめの1週間は風呂に入ってバタンと寝てしまうくらいでした。でもやってよかったとしみじみ感じるこの頃です。
■ポコ・ア・ポコ・サマーセッションには日によって1人~6人のお子さんが来てくれています。ニーズに合わせて個人セッションとグループセッションを組み合わせています。内容も音楽ばかりでなく、個人セッションの時間には体の緩めや「ことば・かず」に音楽をプラスさせたりと、その子のニーズに合わせてゆるやかな枠組みで行っています。時間も子どもに合わせてしているのでこちらも気持ちに余裕があって、子どもたちも落ち着いていい表情を見せてくれることが多くなってきています。「自分が変わらなければ子どもも変わらない」ということでしょう。この夏は私にとってターニングポイントになるかも知れません…どの方向に向かうのだろう…
■ポコ・ア・ポコ・サマーセッションをしていると今までの自分のすべてが試されているのだと感じることがよくあります。子どもの見方や音楽の使い方など今までの知識と経験を総動員して、さらに子どもの文脈を読んで子どもとともに自分が変わらなくては子どもにプラスになる音楽療法のセッションはできないと考えます。ポコ・ア・ポコ・サマーセッションは半分近くが終わって、私自身、ピアノの弾き方や歌い方がずいぶん変わってきたと思っています。今日はしばらく会ってなかった重度の男の子と短いながらもふたりだけの時間をもつことができました。私がピアノを弾いて歌って、そして、彼が目で何かしら語ってくれたのは私の勝手な思い込みではなかったと思う。
■8月3日から5日の3日間、石川県で開催された日本ミュージック・ケア協会のミュージック・ケア第6回全国セミナーに行ってきました。宮本啓子先生の理論と実技は明快でとても気持ちがいい。参加者の意識も高い。情報量も膨大で頭がフル回転しても追いつかない状態でした。
■このセミナーで浜崎あゆみのバックダンサーをしていた人からフェイクダンスを少し教えてもらいました。彼はフェイクダンスと障害がある人のリハビリを結びつけたいとミュージック・ケアを志したとのことです。鍛えられた体、迷いのない動き、細部まできちんと決まる各部位、音楽との絶妙のタイミング…彼の動きに目を奪われていました。元XjapanのToshiさんのコンサートもあって知らない世界を知った次第です。
2002/08/09
ポコ・ア・ポコ・サマーセッションをして思うこと
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手帳の憂鬱と愉しみ
さすがに新しい手帳を買い求めることに慎重になるほどいろいろ手元にあります。物欲といってしまえばそれまでですが当の本人はそこにあたらしい何かを生み出そうとする思い入れがあってのことと、これも都合のよいことを考えています。手帳歴をその意味での生産性という視点で遡ると後々見返して役立つ...
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この4月に勤務先の病弱特別支援学校が再編されて校名も新しくなる節目を迎えるに当たり、病弱教育の歴史の一端を紹介する機会がありました。 「病弱教育は明治時代に三重県で始まったとする説があります。「三重県学事年報第九 明治二十二年」には、三重県尋常師範学校の生徒の約6割、70人余が脚...
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9月の日曜日のポコ・ア・ポコは9家族のみなさんに来ていただきました。私は夏の疲れが出て始まる前から少々おぼつかないところがありましたが、子どもたちが来てくれるといつもの元気が戻って密度の濃いセッションとなりました。曲の終わりの「静」をみんなで感じることの達成感はいつも素晴らしい。...
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検索キーワードに矢野智司を設定して時々チェックしています。先日、彼の近刊が矢継ぎ早に出ていることがわかってあたふたと取り寄せています。 『教育の世界が開かれるとき:何が教育学的思考を発動させるのか』(矢野智司・井谷信 彦編)(世織書房 20220412) 『京都学派と自覚の教...
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