■いつになく慌しい1週間でした。毎日何か書きものをしていました。週末を迎えてホッとしています。仕事とポコ・ア・ポコのセッションはありますが、どれも音楽のことなのでこれはプラスのストレスです。
■自閉症のお子さんのためのコミュニケーションブックを作っています。ソフトはPIC-DICです。WindowsXPではインストーラーが走らないのでエクスプローラでHDDに直接コピーして起動しています。(exeファイルのショートカットはデスクトップに置いています。)このソフトはどうも使い勝手がよくなくて、結局Wordでそのシンボルを使って作ることになりました。
■シンボルによるコミュニケーションブックは、本人の今に続く過去と未来を結ぶものでなくてはなりません。その制作に当たっては、本人の文脈を読むということ、そして、本人と家族の生活をコミュニケーションブックで組み立てていくという大きな責任があります。
■文法も考えなくてはなりません。やはり視覚情報によるコミュニケーションとして手話の文法が参考になります。何よりも大切にしなければならないことはひとりひとりのお子さんのものの感じ方です。そして、空間認知、時間軸の認識、感覚の統合、脳の働きに仮説を立てること、などなど、とてもinterestingな“仕事”です。
■発達障害がある人のサポートはやっぱりTEACCHだと思います。学校よりも家庭と地域で取り組むべきサポートだと考えています。2年前に聴いた佐々木正美先生の講演の一言一言が忘れられません。「家庭に入って指導できるか」…学校の先生の実力が試されるときです。学校という場はかなり整理された空間です。学校でよかっても家に帰ってよくなかったら学校教育の成果はないと見られても仕方がないと思うのだ。
■エレキギターのエフェクター、BOSS CH-1 スーパーコーラスを購入しました。今日買ったばかりでまだ使っていません。これは楽しみ!
2004/02/20
TEACCH再び
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