また冬に逆戻りしたかのような雪の舞う一日でした。四季はそれぞれドラマを予感させる光と空気がありますが冬はまた格別な深みがあります。冬は遠い記憶を辿ってしまうような感覚になるときがあります。北の音楽というと私はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」とホロヴィッツが弾くラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(オーマンディ&ニューヨークフィル 1978 ゴールデン・ジュビリーコンサート カーネギーホール・ライブ)が聴こえてきます。でも、今日はアンヌ・ドゥールト・ミキルセンの歌が聴きたくなりました。先週の土曜日、東京丸の内を歩いていて北欧のインテリアの店に入ってふと彼女の歌を思い出したのです。音楽の素材の肌触りがわかるような音楽です。歌詞はデンマーク語かな!? 異国へのノスタルジーを感じます。ボルボよりサーブが似合う歌。
朝から実家に行ってミシンで袋を作ってきました。自宅のミシンは上糸と下糸のバランスがよくないし針飛びまで出て袋作りを断念してのことです。今日作ったのはKiss DXの袋です。出張のときなどビジネスバッグにKiss DXを入れるときに使います。生地の色はベージュ、紐もベージュでおだやかで律儀な佇まいです。サイズもぴったりで仕上がりは申し分ありません。また時間があるときにポコ・ア・ポコの袋やレンズ・ポーチを作りたい。生地はいろいろ集めてあります。
Kiss DXを入れた袋を写真に撮ろうとリフレクターを作りました。効果は絶大、と思いましたが、ライティングの難しさに閉口です。
2008/02/23
冬の色
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