週末は東京と横浜に行ってきました。土曜日は朝から用があったので前日の出発としましたが、仕事が終わったのは午後11時過ぎでした。そんなこともあろうかとインプレッサで行くことにしていました。鈴鹿と四日市を回って川越インターから湾岸道に乗ったのは12時半でした。ほとんど休みなく走って走って横浜のホテル着が朝5時。シャワーと身支度だけしてすぐホテルを出るというタイトなことになってしまいました。24時間フロントが開いているホテルで助かりました。
東京ではちょうど大学祭たけなわで駅に近いところに寄ってみました。目白駅の駅中、線路の真上の焼きたてのパン屋さんに入っていつも感じる東京がそこにあることで眠気も疲れもどこかに飛んでいってしまいました。簡素な造りの店ですが清潔感があり、何よりもスタッフの応対がとても心地よい。マロンデニッシュとコーヒーといっしょに店の空間全部の賞味となった次第。目白界隈は大学の街。おじさんたちも紳士然としていていつしかマンウオッチングとなりました。私にとって東京に行く意味はこんなところにもあるのです。おしゃれはほんとに大事だと思う。
帰り道は横須賀に寄り道をして11年ぶりに国立特別支援教育総合研究所に行きました。私がここで学んだのは11年前の初夏から夏にかけてのことでした。ある意味で私の人生を大きく変えた2か月でした。今日は休日で人気はなく、マラソンや自転車でよく行った三浦半島を回りました。でも、それはなつかしさよりも、もっとしっかり見たかったのにその時は時間がなかったのでまた訪れたいということだったと、今日、気づきました。葉山や逗子、材木座海岸など、まるで文化圏がちがうような光景は時間をかけてしっかり回りたいと、やっぱり今日も時間がなくておあずけとなりました。
今回の東京行で聴き続けたのはLady Gagaでした。インプレッサの前のオーナーの音楽データがHDDに残っていて私はLady Gagaを知って、車なのでそれなりの大音量で聴くことができて、そして驚きました。25曲のどれもが聴き応えがあって何回聴いても発見がある緻密な音楽です。Lady Gagaは徒者ではないと思って調べるとニューヨーク大学で音楽を勉強しているとのこと。その音楽は音楽史の集大成とも思える音があるように思う。構造もまた然り。しばらく聴き続けることになるでしょう。
ところで、インプレッサは出発前日に空気圧を0.1ずつ上げたらこれが大失敗で、まるで振動が収束しないバネの上に乗っているかのようにフワフワでした。しかし、調整する時間もないまま高速に入ったのでたまらず最初のSAでガソリンスタンドに飛び込みました。調整後はこれまでの安定した挙動に戻ってほっとしました。わずか0.1気圧でこんなにも印象が変化する車は初めてです。メーカーの指定は前輪2.3、後輪2.2で、なんとなく高めの指定だとは感じてはいたものの、それは文字通り適性そのものだったわけです。私のインプレッサは1.5LのATで起伏のある高速道路では非力を感じますが、走りそのものはたいへんしっかりしていてSTIを仕立てんがためのベースであることがよくわかります。その素性のよさを最大限引き出す空気圧だったわけです。今日は1日で500km走りましたが疲れない車です。
2011/11/06
東京行
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