2016/11/06

もの、モノ、mono

先月、東京の“町”を歩いていたときワイシャツのオーダーメイド専門店と思しき店がありました。店先に私でもオーダーできそうな値段が張り出してあってこれもありだなと思いました。というのは私のサイズはMとLの中間で、ものによって当たり外れがあっていつもチョイスに悩むからです。先日は老紳士然とした店員のアドバイスで首回りをやや大きめにしたところ胸囲や腹周り、そして腕周りまでもがごわごわして上着を着ると動きづらいほどでした。外れだったわけです。今日初めて着たワイシャツは同じ型を試着して購入したもので、前日着た大きめサイズの外れの感覚が生々しいだけにすごく動きやすく感じました。肩幅も腕周りもオーダーしたらこんな感じかなと思うほどのマッチングで自分の腕が軽くなってような気がします。しかも綿100%なので快適です。カフスボタンホールがあれば言うことなしですがこれがありません。

名刺のプリントが夏頃からぼやけた印象でどうも気になっていたことがあって、昨日、その原因がわかりました。名刺用紙がなくなったのでこの2日に調達に行きました。そのとき、同じパッケージで品番がちがう2種類が並んでいることに気づきました。よく見ると一方は「上質紙」、もう一方は「上質紙+薄層塗布」とあって1枚当たり10円ほど高めでした。もしやと思って「薄層塗布」をチョイスしたらこれが正解でした。夏前まで使っていた紙でした。印字は細めでくっきりとしていて色も鮮やかです。きりりとして端正です。心持ちもちがってきます。手持ちの名刺全部を入れ替えました。夏以降お渡しした名刺を全部交換したいくらいです。

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上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』

 夏休みに長野県の満蒙開拓平和祈念館を訪れたいと思い、その仕込みと読み始めた本がきっかけとなっていくつかの点と点が結ばれてその糸に巻かれているような感覚、息苦しさを感じるようになってきました。その本とは上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』(中公新書 315 1973/S48)です。...