2001/06/20

『ほしひとつ』

■『ほしひとつ』はNHKの『おかあさんといっしょ』で歌われてきた歌です。この歌をあらためてきく機会があって、その豊かな情感と音楽性に心底ほれこんでしまいました。
■ピアノで弾こうとしましたが手持ちの『おかあさんといっしょ』の歌集には入っていません。楽譜を探しに行く時間もないのでCDから採譜することにしました。採譜してコード付けをすると曲の構造がわかっていい勉強になります。『ほしひとつ』の冒頭はクリシェのエッセンスをちょっぴり効かせています。Aの最後2小節は最高音が2回出て低い主音で強引ともいえるような終わり方をします。Bは…雰囲気は短調に転調したかのようですが、実は、D-durからB-durへの転調です。CDの神崎ゆう子さんの歌はその曲想の切り替えが実に見事でほれぼれしてしまいます。
■『ほしひとつ』は神埼ゆう子作詞、坂田修作曲です。『おかあさんといっしょ』の歌のおねえさんとおにいさんです。歌詞を紹介します。(神崎ゆう子作詞)
ほしひとつ

よぞらを たび する ほしたちを
ちいさな ゆびで かぞえてごらん
あなたが うまれた ひに
ほしが また ひとつ ふえた

よぞらを たび する ほしたちを
ちいさな こえで かぞえてごらん
あなたが おしゃべり した ひ
ほしが また ひとつ ふえた

ながれぼしが ひとつ
ねがいごとは なに
ちいさい ころからの
ゆめを かなえてね

よぞらを たび する ほしたちを
いつか ふたりで かぞえて ごらん
あなたが およめさんに なる ひに
ほしが いっぱい

あなたが およめさんに なる ひに
ほしが いっぱい
■私は「およめさんになる」ことがすべての女性の目標だとは考えていません。「ほしがいっぱい」になる瞬間は人それぞれだと思います。そんなアンチテーゼを持ちながらも神崎ゆう子さんが歌う『ほしひとつ』の文脈に感じ入ってしまうのです。音楽の力はやっぱり大きい。

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