■今日はSOHOすることになってしまいました。ふだん読めない本を読んだり、新聞の切り抜きを読み返したり、そして、講演のスライドを作ったりしていました。その間に料理や洗濯をして一日はあっという間です。でも、こんな生活は自分に合っているかも知れない。毎日だとどうかわかりませんけどね。
■昨年夏の淑徳大学発達臨床研修セミナーでの鯨岡峻先生の講演「子どもの関係性の発達」のレジュメを読み返していて、なんでこんなんにもわかりやすいのだろうと驚いています。言葉がすっと入ってきます。「心は関係性の中で育つ」ということ、そして、先生といわれる仕事の人たちも子どもたちとの関係性の中で育ててもらっているということをしっかり受け止めたい。
■自閉症スペクトラム障害のお子さんの地域でのサポートにお応えするべくTEACCHを勉強し直しています。TEACCHは納得の理念です。2年前に聴いた佐々木正美先生の講演でのエピソードをよく思い出します。「ノースカロライナの自閉症の人、人なつっこい。」そして、「家庭に入って指導できるか。」です。学校はかなり整理された環境です。家族が障害がある子といっしょに過ごすためのスキルやケアは学校というパラダイムでどれほど育てることができるのか、この頃私は考え込むことが多くなってきています。だからこそTEACCHだと思うのです。
■「ボードメーカー」というコミュニケーションシンボル作成ソフトを使うたびに思います。なんとシンプルな機能! だけど絵がいい。ほんとにいい。スタンダードになるのもわかる。だけど、あまりにシンプルな機能で、かといって不満もないのですが、これで売れるというのもおもしろいと思うのだ。ユーザーは“文化”を買うことになる。
■CD「the Piano songs」を買いました。「ピアノのきれいな曲を集めました」というコピーについついはまってしまいました。聴くとピアノもいいけど歌もいいと思わせる選曲です。
2004/02/26
TEACCH
登録:
コメントの投稿 (Atom)
下鴨納涼古本まつり
京都下鴨神社薫の糺の森が会場の下鴨納涼古本まつりに行ってきました。古本まつりなるものに行ったのは初めてで、しかも神社の境内なので見るものすべてが新鮮でとても面白かったです。この古本まつりを知ったのは県内の古書店のインスタグラムです。時間ができたので思い立って行った次第です。小...
-
4家族のみなさんに来ていただきました。4家族は日曜日のポコ・ア・ポコでいちばん少人数のように思います。少ないと子どもたちのことがよくわかるし、また、子どもたちもその空間を等分する割合の大きさを実感します。いつも小さくなっている小さなお子さんはこのときとばかりグッズの袋と開けようと...
-
この4月に勤務先の病弱特別支援学校が再編されて校名も新しくなる節目を迎えるに当たり、病弱教育の歴史の一端を紹介する機会がありました。 「病弱教育は明治時代に三重県で始まったとする説があります。「三重県学事年報第九 明治二十二年」には、三重県尋常師範学校の生徒の約6割、70人余が脚...
-
新年早々の大きな地震で防災意識が下がっていたことを痛感。 元旦に届いた2冊の本は、上野千鶴子著『八ヶ岳南麓から』(山と渓谷社 2023)と上野の森美術館の「遠藤彰子展 魂の深淵をひらく」図録(上野の森美術館 2014)です。 上野千鶴子著『八ヶ岳南麓から』は著者が20年前に建てた...
0 件のコメント:
コメントを投稿