■今日のTBSの「報道特集」でセンセーショナルなことが取り上げられました。自閉症の子に水銀を排出する薬=キレート剤を服用させたところ自閉症が治ったというものです。自閉症スペクトラム障害が脳内の情報伝達物質の分泌とレセプターの不具合ではないかということは前々から考えいます。「記憶の断片化」です。TEACCHの絵カードや構造化などは断片化された記憶をつなぐ役割を担う教育的サポートです。これは仮説です。でも、この仮説によって自閉症スペクトラム障害のお子さんの理解とサポートがたいへんわかりやすくなることは事実としてあります。水銀排出療法の薬の処方は日本では認められていません。アメリカから取り寄せとのこと。副作用もあります。でも、藁をもつかむ気持ちでこの療法にかける家族の思いもよくわかるのです。そして、自閉症のお子さんのシアワセとは何かと、また思うのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿