2004/03/21

「砂の器」

■3月の日曜日のポコ・ア・ポコを行いました。19家族のみなさんに来ていただいて50人くらいのセッションとなりました。大勢ですがみなさんセッションの文脈を理解して参加していただきました。感謝しています。
■今日のセッションでは、私自身が音楽がよく聴こえていたように感じました。子どもたちの動きもよく見えて声かけをすることや、プログラムの細かなところはセッションをしながら組み立てることができてました。だからこそ、終わってから、あの時はこうするべきだったという反省がたくさんあります。
■終わりの大きなシャボン玉が子どもたちの頭の上でふっと消えてしまいました。こんなことは初めてですが、これで終わり!という区切りとしてはこんなのもいいかも…と思いました。あいさつをして『世界にひとつだけの花』を小さめの音で流しました。すると、残ったみなさんから手拍子が始まりました。私がシャボン玉を吹きたい子たちとひととき遊んでいるうちに歌が終わって、今度は拍手です。なんだかじーんときました。
■終わってから指編みの毛糸を探しに行きました。おめあては水色の太い毛糸です。シーズンオフ間近で半額とか! でも、思うようなのがなくて、いちばん太いのを買ってきました。子どもの指にはちょうどいいかも知れません。
■日曜日のポコ・ア・ポコの4月と5月の会場を予約してきました。その前に春休みのポコ・ア・ポコのスケジュールを決めなくてはならないのですが、自分の動向がわからないのでまだ決まりません。
■夜、TBSの「砂の器」のコンサートのシーンで音楽をじっくり聴くことができました。千住明作曲ピアノ協奏曲「宿命」 です。映像がまた悲しくて、でも、かつてそんな親子と出会っていたかのような、そんな感覚を覚えました。イタリア映画の「鉄道員」や「道」など、涙なしでは見られない、でも、見てしまうあの感覚です。
■金曜日、地元の小学校の卒業式に出席する機会がありました。たいへん落ち着いた空間でした。音楽はほとんどがピアノの生演奏です。「ビリーブ」「さくら」「さようなら」の3曲の子どもたちの歌とよくマッチして、生ピアノはこんなにもきれいな音だったのかと、いいものだとしみじみ思いました。歌があってもなくても、ピアノはただ指がよく動くといった技術だけでは聴く人の心に届く音楽が奏でられるわけではありません。テクニックはより高いものがある方がいい。でも、子どもたちといっしょに音楽しよう!という気持ちの方がずっと大事です。体育館の頭上のカラーテープがきれいでした。

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