2004/03/17

関係発達論

■小学校の研修会で病弱のお子さんへの支援について話をする機会がありました。このところ障害児学級の新設を控えてのレクチャーの依頼が増えてきました。特別支援教育を見据えてのことだと受け止めています。取り組みに感謝しています。できる限り真摯にお応えするように心がけています。
■質疑で自閉症のお子さんとの交流学習について質問があってあらためて思いました。自閉症のお子さんへのサポートはどのケースもオーダーメイドであるということです。お子さんの文脈を紐解いて、そして、その子らしく再び綾なしていくことへのお手伝いです。それにしてもサポーターの数があまりに少ない…
■今、私がいちばんお伝えしたいことは、子どもは関係性の中で育つということです。京都大学の鯨岡峻先生の関係発達論をいつも取り入れてお話ししています。関係発達論とは、例えば、「育てる者」と「育てられる者」という関係はひとりの中で同時に存在して、その両義性こそが人を育てるという考え方です。この両義性の存在を子どもに教えていくのが前世代の責任です。親は子どもから子育てを教えられながら親となっていくのです。教育における先生と子どもとの関係もそうでありたい。障害がある人とそうでない人との関係もそうでなくてはならないと私は考えています。

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ライシテ展

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