■昨日で夏休みのポコ・ア・ポコが終わりました。わずか5日でしたがたくさんのみなさんに来ていただいて感謝しています。地域の療育関係の場でのセッションでは年に1回しか会わないお子さんもいますが、セッションを進めていく中で1年前のポコ・ア・ポコを思い出してくれて積極的な参加をしてくれます。記憶の引き出しに視覚と聴覚と固有覚、そして、前頭葉の記憶もいっしょに、質の高い体験としてたくさん入れておくこと、そんな子どもの育ちをサポートする環境の大切さを実感します。また、ポコ・ア・ポコの活動を通して私は子どもが人を信じることができることの大切さをますます強く感じるようになってきています。ポコ・ア・ポコも子どもたちが信じることができる対象でありたいと思っています。今まで築いてきた質、構造性をキープすることで応えていきたいと思っています。
■6月のポコ・ア・ポコあたりからMDが曲の途中で止まることが起こってきています。車でも長時間同じMDを聴いていると同じようなことが起こることがあります。ポコ・ア・ポコのMDのはいつも車に載せています。夏場の高温で不具合が出てきているのかも知れません。たぶんMDは高温に弱い。今のところ他に替わる機材がないのでしばらくMDを使い続けることになりますが、いささか心もとないのでMP3プレーヤーなどの可能性も探っていきたいと思っています。
■テレビで布袋寅泰のライブを放送していて最後まで観てしまいました。彼の音楽は古典的だと感じました。そもそもエレキギターのリフはクラシックの音楽理論に則ったものと私は捉えています。モード奏法です。モードは言葉の言い回しに根ざしている。だから安心して聴ける。彼の音楽はいい。
■台風16号が近づいています。今は嵐の前の静けさ…
2004/08/28
夏休みのポコ・ア・ポコを終えて
登録:
コメントの投稿 (Atom)
上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』
夏休みに長野県の満蒙開拓平和祈念館を訪れたいと思い、その仕込みと読み始めた本がきっかけとなっていくつかの点と点が結ばれてその糸に巻かれているような感覚、息苦しさを感じるようになってきました。その本とは上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』(中公新書 315 1973/S48)です。...
-
4家族のみなさんに来ていただきました。4家族は日曜日のポコ・ア・ポコでいちばん少人数のように思います。少ないと子どもたちのことがよくわかるし、また、子どもたちもその空間を等分する割合の大きさを実感します。いつも小さくなっている小さなお子さんはこのときとばかりグッズの袋と開けようと...
-
この4月に勤務先の病弱特別支援学校が再編されて校名も新しくなる節目を迎えるに当たり、病弱教育の歴史の一端を紹介する機会がありました。 「病弱教育は明治時代に三重県で始まったとする説があります。「三重県学事年報第九 明治二十二年」には、三重県尋常師範学校の生徒の約6割、70人余が脚...
-
新年早々の大きな地震で防災意識が下がっていたことを痛感。 元旦に届いた2冊の本は、上野千鶴子著『八ヶ岳南麓から』(山と渓谷社 2023)と上野の森美術館の「遠藤彰子展 魂の深淵をひらく」図録(上野の森美術館 2014)です。 上野千鶴子著『八ヶ岳南麓から』は著者が20年前に建てた...
0 件のコメント:
コメントを投稿