■土曜日、松阪大学短期大学部開学40周年記念の講演会とフォーラムに行きました。講演は香山リカさんの「心を伝え合うということ~精神科医の現代コミュニケーション考~」で、キーワードは「自己肯定」でした。障害児教育の現場で私が今いちばん価値ある概念ととらえているのがセルフエスティームで、セルフエスティームとは自分が価値ある存在であると感じていること、自分自身に対して肯定的な感情をもつことです。香山さんも精神科医療の臨床で同じ問題意識を感じていました。言葉で伝えることの意味と難しさに対するとらえも共感するところでした。
■続いて卒業生がパネリストのフォーラムでした。テーマは「地域とともに明日を拓く」でした。パネリストは各方面の第一線で活躍しているだけあって言葉にパワーがありました。学生たちはそのパワーをしっかり受け止めているようでたいへん価値ある企画と思いました。地域とともに…ポコ・ア・ポコも学校という枠組みの外で地域の資源となるべく歩んでいます。音楽療法で地元の大学と協働したいとあらためて思いました。
■少し前にお気に入りの革ジャンが裂けて着れなくなったので替わりを買いに行きました。やはり黒の、でも、今回はポリエステルの表地にフリースのライナーという組み合わせのジャケットにしました。一見ハーフコートですがフードにフェイクファーが付いていてこれが気に入りました。靴は黒のワークブーツの手入れをして明日から冬の装いです。ジーンズは年中同じ(^_^);
■コニカ・ミノルタ初のSLRデジタルカメラが発売です。老舗カメラメーカーで最後発といえるカメラです。それだけに魅力的な仕上がりです。ボディにアンチシェイク(コニカミノルタの手振れ補正システム)を組み込んですべてのレンズに手振れ補正が効くようにしたところがすごい。APSサイズの600万クラスですが手振れの影響が極めて少ないのでそのクオリティは抜群に高い。35mmf1.4などの名レンズが大型三脚なしで実力を発揮できるこのと価値はすごく大きい。これは売れるだろうな…αレンズの充実がカギを握っているのだけど!
2004/11/21
冬支度
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