2007/06/23

「知子の情報」の卓見

昨日、職場でファイル管理の話をしていて「知子の情報」というアプリケーションソフトを思い出しました。このソフトはWindows3.1か95の頃発売されたもので、とにかく古いのですが、しばしば気になっていました。名前が少々あやしいけど、文書管理と検索にかけては「卓見」といえるアイデアが盛り込まれているように思います。思う、というのは、使いかけて間もなくLavieが壊れ、それからMacを使いだしたのでWindows専用のソフトが使えなくなって「知子の情報」を云々するまで使い込んでないからです。弁護士や大学教授に人気があるとか。このソフトはテキスト情報を1つのファイルにまとめてしまうところが卓見に値する。そのファイルはときとして膨大になるが、テキストの検索はコンピュータにとってはお手ものもだ。このブログも1年1ファイルでどんどん書き足しています。行数こそかなりありますが、ところどころに日付や簡単な見出しを入れておけば検索機能を使わなくても探している記述はすぐ見つけることができます。そもそも時系列は人がもっとも得意とする記憶の構造化です。1件1ファイルの管理との使い分けが肝要かと思います。

今日は朝から夜まであちこち移動していくつかの用を済ませてきました。夜はオプションですが、レンタルショップに寄ってTOTOのベストアルバムをレンタルして来ました。すごくなつかしいけど録音が旧くていまひとつで残念。音の分離、定位、ダイナミクス、抜け切らない音質そのものと、“聴き替え”をしながら聴くことになります。四半世紀も前の録音だからこんなのかなと思いますが、先日亡くなったZARD坂井和泉のCDも同じような印象です。ZARDの曲はリミックスをしてほしいところですがこれは好みかも知れません。

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上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』

 夏休みに長野県の満蒙開拓平和祈念館を訪れたいと思い、その仕込みと読み始めた本がきっかけとなっていくつかの点と点が結ばれてその糸に巻かれているような感覚、息苦しさを感じるようになってきました。その本とは上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』(中公新書 315 1973/S48)です。...