2007/09/27

カメラマンの死

ミャンマーの反政府デモで政府側が発砲した流れ弾が当たって取材中の日本人カメラマンが亡くなったとのことだ。ニュース配信会社の契約カメラマンらしい。私は報道写真に関心があってこの種のニュースに敏感にならざるを得ない。インターネットや放送ネットワークがいくら普及してもニュースは現場でしか取材できない。インターネット上のニュースも配信元は新聞社がほとんどだ。新聞の購読数がかなりのペースで減ってきているらしいが、インターネットで配信されるニュースはそのほとんどが新聞記者の取材によるものだ。現場で記者が自分の目と耳で取材して記事を書き、カメラマンが自分の指でシャッターを切るというごく当たり前の報道の姿はもっと大事にされるべきではないのか。また、フリーランスのカメラマンの死と大手報道機関のカメラマンの死の事後対応にちがいがあってはならないと考える。郡山総一郎『気づいたら、カメラ馬鹿』(えい文庫 2006)にこうある。「しかし、日本人が読む物ならば、同じ日本人取材者の「視点」が大切なのではないかと、僕はいつも思っている。それに記事なら隣国でも書けるかもしれないが、写真は現場に行かなければ撮れない。でも危険だから社員は行かせず、他の通信社や日本人のフリーランスから購入しているのが現状だ。これは「日本のマスコミ」だけに限られるといっていい。」飛躍するようだが、何事も現場主義でありたいと思うのだ。

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