沢村慎太朗著『スーパーカー誕生』(文踊社 2008)が出版社もすでに品切れになっていて探していました。アマゾンのマーケットプレイスではプレミアム付きです。先日、在庫がある書店をネットで見つけたので思い切って行って来ました。3冊が平積みになっていて1冊を購入しました。「クルマの本屋」というだけあって品揃えは資料館のようでした。内外の古今の自動車のカタログはキャビネットに整理してありました。時間がどれだけあっても足りないくらい立ち読みしたくなりますが、その中でもこの1冊はただものではないという直感があります。昨年の発売時に新聞の記事でこの本を知ってそう思うところがありました。4,980円という値段も800ページを超える情報量もちょっと敷居が高い印象ですが、果たして、半年後には売り切れです。知る人ぞ知る名著です。この本のすごいところは著者の徹底した取材に基づくスーパーカーの社会への位置づけにあります。スーパーカーに限らず沢村氏の探究心が緻密に紡いだ物語なのです。この意味で最相葉月著『青いバラ』(新潮文庫)と相通ずるものがあります。スーパーカーと青いバラはなぜ存在するのかという文脈が両氏の探究心を通して綴られています。何度も読むに耐える本です。
今日のドライブは休日割引の高速道路でした。私が走る方向は往復とも空いていてアテンザの走りを堪能するドライブでした。とりわけ久しぶりの東名阪で胸のすく走りとなりました。カーブの登り坂もアクセルのままに加速するパワーと安定感には惚れ惚れします。ドライブのための時間がないことが残念!
今夜の毎日放送制作「情熱大陸」のBGMはバッハのカンカータBWV156でした。楽器はソプラノサックス。歌舞伎俳優尾上菊之助を取材した番組にこのBGMはお洒落ですね。今、村治佳織のギターで聴いています。静かな演奏です。
2009/05/03
『スーパーカー誕生』
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