この夏に出会ったロードレーサーはなぜかおじさんが多かったように思います。猛暑の炎天下に自転車に乗る。ただそれだけのことにエールを送りたいと思って車の窓越しに見ていましたが、いつしか、その乗り方が美しくない!と気になってきました。気になりだすと観察してしまいます。ロードレーサーは脚が一定のスピードでくるくると回って身体が左右にぶれないのが力学的にも理想であるはず。合理的な動作はそもそも美しいものだ。そんなペダリングはイノーのペダリングという。これを教わったときは目が釘付けになったものだ。以来、意識して乗るようになった。ロードレーサーは美しく乗りたいものだ。いや、美しく乗らなければもはやロードレーサーとは呼べないとまで思う。お腹の出たおじさんでもイノーのペダリングはできる。これは自分へのエール(*_*)
2010/09/02
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上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』
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