今日も暑かった。残暑という言葉は「残酷な暑さ」が語源ではないかと思うくらい暑かった。この夏の暑さには生命の危険をうっすらと感じることがあって何かと消極的になっていたところがありました。玄関前のポットのインパチェンスは葉っぱがほとんど落ちて茎が残っているだけになってしまいました。かといって花の苗を調達に行っても今頃植える花はなし。明日の団地一斉清掃の後でなんとか始末をつけたい。
「ゆるやかなワルツ」はフィンランドの作曲家メリカントのピアノ曲です。それがわかったのは先日届いた舘野泉「フィンランドピアノ名曲集」のCDででした。でも、この曲自体は8年前から知っていました。CD「WIND OF LAPIS classics with Summer Breeze」の中の1曲です。ところがくわしいデータがなくて曲名以外はわかりませんでした。この曲を初めて聴いたとき、加羽沢美濃の「くまの子ウーフ」と印象が似ていてお気に入りになりました。それから8年後、やっと作曲者がわかったということです。音楽ソフト「Sibelius」の名前がきっかけで久しぶりに聴くようになった北欧の音楽の延長線上の出会いでした。この秋と冬は北欧の音楽をたくさん聴くことになるかも知れない。「耐える智恵」を教えてくれるかも知れないと、ふと思いました。「智恵」なのです。素敵な音楽です。
久しぶりにiPadをMacに繋げたらソフトのアップデートで55分とか。夜にやればよさそうですが気になってインストールすることにして朝から足止めをくらいました。iPadをMacに繋げるきっかけは「筆談パット」というアプリをインストールしてバックアップしようとしたことです。このアプリ、名前の通り筆談がパッとできる。ただそれだけ。でも、それだけに使い方はいろんな可能性があります。子どもの遊びと同じでルールは簡単なほどおもしろい。スポーツも然り。このアプリを知ったこちらの使い方は興味津々です。筆談といえば筆談ですが、アイデア次第で幅広いコミュニケーションツールとしてしっかり実用になります。
iPadのアプリはAppleの承認がないとインストールして使えない、つまり、Apple Storeに並ばない。しかし、Safariで動くウェブ・アプリならすぐ使えるし修正もすぐ反映されます。Keynoteも同様です。機能はこの順に制限されますが、シンプルな教材やツールなら子どもひとりひとりのバージョンがきめ細かく用意できるでしょう。アイデア、気づき、ひらめきが大事。あっと驚くアプリや使い方が登場するにちがいない。そんな予感に気づかされるiPadです。
2010/09/04
「ゆるやかなワルツ」
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