地デジ化をやっと済ませました。CATVなのでチューナーの交換と契約変更です。NHK-BSの録画は自宅の現状の機材では難しいようですが、そもそもNHK-BSを地デジのカテゴリーからはずしたことのコンシューマーレベルの不利益は決して小さくない。なのでこの機会に意地でもテレビを買い替えようとはせず、DIYでパラボラを立てようとしているひねくれ者です。物は大事に使いたいもの。テレビ放送もコンテンツを第一と考えています。
地デジの工事の待ち時間にiPhoneとiPadの音楽や動画の整理をしてiPadにもビデオを入れてみました。モニタが大きいので当然ながら見やすいし、とっさのプレゼンにも使えそうです。視覚的な情報とポイントを提供できることは大事です。PDFの資料もみんな放り込んでまだまだ余裕があります。ところで、i文庫は著作権が切れた作品を電子ブックで読めるアプリですが、ランキングを見ると太宰治や夏目漱石が上位にあります。日本の現代文学につながる古典が新しく読まれ、また、私のように再度読み返す機会を増やしていることの文化的な貢献は思いの外大きいのではないでしょうか。
iPadに入れたビデオにYouTubeにあった「世界仰天ニュース」ではいだしょうこが「ぽよよん行進曲」のフリを出演者たちに教える動画があります。何度観ても愉快でおもしろいのですが、いっしょに踊った後で「みんな自然と笑顔になれてる」とテロップが出て、「勇気がわいてきた 何でも出来るような気がする」という人(芸能界は不案内)がいます。その通り! はいだしょうこのリズミカルで輪郭のはっきりした立体感のある歌声と動作の見事なまでのマッチングがそのメッセージを力強く出しています。動作は指先まで美しく、意図があり、フレーズのまとまりとつながりが見事で、聴覚情報と視覚情報の高い次元でのマッチングというミュージック・ケアと相通じる核心です。自己肯定感を高いレベルで感じるのです。自分の存在の意味を社会的なフレームからも確信してしまうほどのパワーがある音楽、歌だと思います。
2011/01/29
はいだしょうこの「ぽよよん行進曲」
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