昨日、手芸店の通路をはさんだところに大型書店があって、ふと目に留まった本を買い求めました。「往復書簡 緋の舟 志村ふくみ/松浦英輔」(求龍堂 2016)です。手作り雑貨についてブログを書いていたときに染織家の志村ふくみを思い出して手持ちの本を探したのでこれも何かしらの縁と思いました。書簡なので語り口調の文体です。とてもおだやかでありつつ新鮮かつ斬新な眼差しが感じられ、それらが豊かな言葉で綴られていて惹かれました。同時に、ふたりの透徹した眼差しと思考は芯の強さがあって圧倒されます。この言葉の中に入っていけるかどうか、読む人を選ぶ本かもしれません。名は体を表す。「緋」です。その名に惹かれます。
2016/10/30
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