1984年というと42年前のことになります。来生たかおのアルバム、といってもレコードですが、「ラビリンス」がリリースされた年です。たしか、地元のレンタルレコード店で借りてカセットテープにダビングして聴いたはずです。惹かれるものがあって今なお聴き続けています。CD盤は買い求めました。なぜそんなにも惹かれるのか。その理由(わけ)を書こうとすると月並みな言葉しか出てきそうにありませんが、レヴォーグに乗り換えてからクラシックが思うように聴けなくなってからは来生たかおをよく聴くようになりました。「ラビリンス」とベストアルバムです。先日、レヴォーグのオーディオが直ったのでそれこそ浴びるように聴いています。そして、来生たかおの歌をもっと聴きたいとiTunes Storeを覗いていたら「40th Anniversary Symphonic Concert 2015-2016 ~夢のあとさき~」というアルバムを見つけて試聴したところまたまたはまってしまいました。バックはオーケストラとバンドで、2015年~2016年の録音なので来生たかおは65歳~66歳にかけての録音だと思います。遅めのテンポで歌う来生たかおのやわらかい声とやはりやわらかなオーケストラのアンサンブルがなんとも言えない豊穣な音楽を醸し出しています。そして、YouTubeでそのときの映像だろうか、ジャケットを羽織った来生たかおが老眼鏡と思しき眼鏡をかけて腰かけたまま楽譜を見ながら歌う姿は単に過去の作品をそのまま歌うのではなく歌とともに歳を重ねて余白をも包み込んでいるように思いました。YouTubeには2000年の旭川公演とする映像もあって、このとき彼は70歳のはずです。髪は豊かなロマンスグレーでやはり座って楽譜を見ながら歌っています。一つひとつの言葉、音をていねいに歌う姿は心を打つものがあります。歌とともに歳を重ねるというのはこういうことなのだろうかと思い巡らせました。早速このアルバムを取り寄せてレヴォーグで聴いています。このままどこか遠くに走っていきたいと、そんな思いが過ぎります。
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来生たかお 夢のあとさき〜40th Anniversary Symphonic Concert〜
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