■4月27日金曜日に津のライブハウス“cook’n”(クッキン)に行きました。剣山啓介カルテットのライブです。
■剣山啓介カルテットのメンバーはそうして演奏することが生業ではなく、本職は他にあると聞きました。演奏はプロはだしで、私は魅了されました。彼らは、昼間は私のように働いて、夜になるとライブハウスでセッションをするわけです。家庭(「家」ではありません)と職場の往復だけになりがちな毎日が続くと、そんな、非日常ともいえる世界をもっている人が輝いて見えます。
■昨年、横須賀に単身赴任しているとき、東京の新宿駅で出会ったブルース・ハープを奏でるスーツ姿の青年の姿をまた思い出しました。その頃書いたメールからのコピーです。
…いつだったか、会社や学校帰りの人でいっぱいの新宿駅の構内を歩いているとブルース・ハープがきこえてきました。ハーモニカで吹くブルースです。路上パフォーマンスです。僕は音のする方に行ってみました。すると、ネクタイにダークスーツのサラリーマンと思しき長身の青年がビジネスバッグを後ろに置いてブルースを奏でているのです。彼にとってそのひとときが彼のアイデンティティーなのかも知れません。痛快だと思いました。昼間はオフィスで黙々と仕事をしてアフターファイブの新宿駅で路上パフォーマーに豹変するのです。なんだかすてきでしたね。…
■世界は広いぞ!
2001/04/29
JAZZ-BAR cook'n(クッキン)で考えたこと
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