2004/06/06

風車

■ミュージック・ケア初級総合研修三重会場が終わりました。野中先生のレクチャーと受講生のみなさんの真摯な姿勢にサポーターの私も初心に返って学ばせていただきました。昨日は野中先生の実践=セッションがあってまたとない研修となりました。私は音出し(音楽をかける担当)をさせていただいて緊張感も実感です。
■ミュージック・ケアの研修の会場に向かうとき、晴れていると遠く青山高原の稜線に風力発電の大きな風車が見えます。ゆったりと回っていて、大らかで、ちょっとのことでは動じない信念のようなものを感じます。ただの風車なのにおもしろいことです。
■古本屋でルイ・ド・ベルニエールの『コレリ大尉のマンドリン』(太田良子訳 東京創元社 2001)を見つけました。500ページを超えるハードカバーで読み応えは十分です。戦争は肯定できない。でも、戦乱の真っ只中にいる人たちの選択と決断のドラマに私は惹かれるものがあります。そこに音楽がからんでいると私はただならぬ気配を感じます。コレリ大尉のように自ら音楽を奏する人が登場すると尚更です。
■今夜、NHK-TVで「ヨーロッパピクニック計画~こうしてベルリンの壁は崩壊した」の再放送があります。1993年の制作ですから10年も前の番組です。東ドイツ人を西側に逃すことにハンガリー首相が見返りを望まないばかりか当然のことと言ったとき、西ドイツのコール首相は涙したとのことです。ビデオを見る度にここで私も泣いてしまう。ヒューマニズムの重さを感じるのだ。

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