■鈴鹿8時間耐久レース前夜祭、風の会のイベントに行って来ました。障害がある人はタンデムシートにベルトで乗ります。みなさんわくわくドキドキしながらも緊張の面差し! それはそうでしょう、ほとんどの人が初めてバイクに乗ります。気温は35℃、コースからは疾走するレーサーのサウンドが聞こえます。西コースの駐車場は8耐ですが一味ちがう空間です。大型バイクと“障害者”…それがどうした! バイクは誰にでも同じメッセージを伝える。ダイレクトに伝わるエンジンの鼓動とサウンド、そして、風…バイクとの一体感は至高の体験です。レーシングコースを1周してきた生徒はトーキングエイドで「かぜがきもちよかったですうんてんおありがとう」とライダーに感謝の気持ちを伝えていました。このイベントがこれからも長く続くように応援していきたい。
■写真は生徒の肖像権の承認をいただいてないので私だけです。(私の右手は車いすに乗った高等部の生徒とガッツのシェイクハンズです。) 私もかつてバイクに乗っていました。バイクをあれこれ見て回りました。このバイクはBMW R1200STです。レーサーレプリカ好きな私にはいまひとつのツアラーですが、ドイツ車ならではの質感は最高です。また走りたい!と思いました。北勢きらら学園の教頭は歴代バイク乗りとのこと。教頭は私で4代目です。えっ、あの人もライダーなのか!と親しみを感じました。
■今日はずっと考えていた月曜日の音楽療法の研修会のレクチャーに大きなヒントをもらいました。キーワードは「ミュージック」です。バイクの鼓動はサウンドとして伝わる。サウンドは時間を区切ることでミュージックと同義だ。時間を区切るリズムは人に安心感を与えてくれる。バイクのサウンドは身体に直接鼓動を伝える。人が音楽を聴く原初の理由はここにあるのだと思う。
■私をいちばん惹きつけたバイクはBMW K1200RSでした。大柄なサイズに相応の太く低いサウンドに“文化”を感じました。車もそうだけどヨーロッパのバイクは魅力的です。ドイツ車は優等生で面白味がいまひとつと思いながらもその完成度と質感に脱帽です。
2005/07/30
バイク・バイク・バイク
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