2008/10/11

ノーベル賞

今回のノーベル賞を4人の日本人が受賞して否が応でもモチベーションが上がります。対象となった成果が理論物理と化学という基礎研究であることも痛快といえるでしょう。成果がすぐに数値で表せない分野での快挙は金融不安の中では一層価値あるものに思えてならない。学術成果を数値で評価する視点も大事だが感性でねらいを定めるスタンスも欠かせない。画期的な発見や創造は気づきから生まれるものだと思う。受賞者のキャラクターも魅力的です。自由闊達の精神を大切にしたいものだ。
名古屋大学次期学長に選ばれた浜口道成氏について中日新聞のコラムはこう伝える。「効率性ばかりを強調する風潮には危機感をもつ。『伝統や文化、宇宙の本質の解明など、長いスパンで見守る分野も重要。二面性を守って支援したい』」大学の長として実に頼もしい限りだ。教育は文字通り人を育み育てること。時間も手間ひまもかかる。大切な投資だ。
来月の熊本出張の準備を始めました。宮崎出張では飛行機の欠航に参ってしまって今回は鉄道を使います。朝5時発で午後の会議に滑り込みセーフです。JR西日本の500系を期待しましたが時刻上これは無理でした。3日間会議漬けで“座長”も務めるのでその準備も気合いが入ります。
先週、東京JAZZの放送が5夜連続でありました。録画を少しずつ観ています。リシャール・ガリアーノ&ザ・タンガリア・カルテットと寺井尚子のセッションがとても新鮮でした。ボタン式のアコーディオンとウッドベース、パーカッションとヴァイオリンです。音楽的な要素としてはジャズというよりタンゴかと思いますが、リシャール・ガリアーノ自身はまさにアヴァンギャルドでスリリングな演奏です。ヴァイオリニストの欠員で急遽加わった寺井尚子も実力十分で聴き応えも十分、堪能しました。

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パール・バック『母よ嘆くなかれ』

音楽療法の研修資料で前に作成したスライドからパール・バックの引用を使うことにしました。ポール・ノードフ、 クライブ・ロビンズ著、望月 薫訳『障害児教育におけるグループ音楽療法』(人間と歴史社 1998) に寄せたパール・バックの「序」の一部です。 遅滞のある、ゆっくりと考える人た...