リンクさせていただいている「パリときどきバブー」のバブー様ご一行が私の故郷、伊勢に宿をとりました。星出館です。ここは半端なレトロではありません。かなりのインパクトがあります。10年くらい前、水琴窟ができたというので泊まりに行ったことがあります。時間の流れが数十年前に止まったのではないかと思われるほどの、それは私にとっても意識して記憶を辿らなければならないほどの旧さでした。その様子は「パリときどきバブー」の写真におまかせするとして、その星出館にバブー様ご一行が宿をとるという思いがけない出来事に驚き、また、うれしく思いました。パリと伊勢が突然つながったのです。また、プチ天使ちゃんの日本の故郷が三重ということも知りませんでした。
今日は伊勢に鉄道で行ってきました。鉄道というのは、往路は近鉄、復路はJRということです。五十鈴川駅から伊勢市駅までは三重交通のバスで移動しました。そのわけはさておき、伊勢市駅から伊勢神宮の外宮までゆっくり歩いてたくさんの発見がありました。山田館のように旧いまま営業を続けている旅館もあればリニューアルされた老舗もあり、そして、私が学生の頃に開発された区画もテナントが頑張っていました。そのひとつ、アウトドアの店に入ってみました。開店早々の客は意外にも年配の人ばかりでした。初老の夫婦がトレッキングシューズを探していたり、やはり年配の男性がインナーについて細かく注文をしたりしていました。本格的なアウトドア用品はそれなりに値が張ります。団塊の世代の方がお得意様になるのでしょう。“本物”は値が高くても売れる、ということです。
穏やかな日差しの一日でした。weathernewsから「夕焼け小焼けメール」が届くかと思っていましたが届かず。果たして、夕焼けは取り立ててのほどではありませんでした。でも、今日の風は小春日和の匂いがしました。昨日までのあの寒さはどこに行ったのだろうと思うくらい。そうそう、昨日の朝の霜はほんとに美しいものでした。凛とした空気も美しいものでした。
2009/01/17
伊勢の宿
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