昨夜NHK-TVで放送されたNHKスペシャル「私の声が聞こえますか〜植物状態からの帰還〜」はたくさんの示唆に富んだ内容でした。人間の回復力のすごさを目の当たりにして、特別支援教育の日々の教育活動の意義、そして、「植物状態」「意識」「目が覚める」など、その人の状態を表す言葉の文脈を考えさせられました。脳はそれぞれの部位がときには補い合い、神経細胞は適切な刺激で可塑性が発揮されることは間違いないでしょう。そして、それは番組にあった電気信号だけでなく、日々の人と人とのかかわりがあってこそ発揮される生命の力だと思います。また、音楽や音の働きも注目させられました。BGMはトランペットがきれいでした。美しい物語でした。
新聞の折り込み広告で市内のスポーツクラブの会員募集のチラシを見つけました。そこは屋内にランニングコースがあることを思い出して来月から入会しようと思い立ちました。これまで2か所のスポーツクラブに通っていたのですがトレッドミルは時間制限や順番待ちで思うように使えませんでした。フィットネスの基本はランニングと思っているので気候に影響されない安全なランニングコースはありがたい。走っていると不思議なことに頭はフル回転したくなるようです。感情は理性をコントロールすると聞いたことがありますが感情というより情緒でしょうか。情緒は身体と密接に結びついています。身体にも考えさせようではないか。
2009/03/29
「植物状態からの帰還」
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