今朝、ブログの検索ワードランキングでラジオサーバーPJ-10がいきなりトップになっていてかなり注目されているように思いました。私のPJ-10はマイクからの録音とFMアンテナを接続してFMラジオとして使ってみました。
いわゆるICレコーダーとしてはSN比はそう高くはないものの使い勝手は申し分ありません。ノイズはマイクの性能によるものかも知れません。録音したMP3のデータはUSBを介してMacBookに移すこともスムーズでした。ドライバ類をインストールすることなくPJ-10はリムーバブルディスクとして認識されます。iTunesに適当なプレイリストを作っておいてデータをドラッグすれば再生できます。さらにiTunesのディスク作成機能でオーディオCDにすることも簡単です。私のiTunesはAACのフォーマットですがPJ-10の録音データはMP3のままで何ら問題はないようです。
付属のアンテナステーションに同軸ケーブルをつないで聴いたFM放送は素直な音でSN比の概念でいえばそれなりに高いといえるでしょう。そもそもFM放送の音の良し悪しは電波の質に大きく左右されます。自宅のFM放送の電波はケーブルテレビのケーブルに乗ってきますから電波の質としてはかなりいい方で、PJ-10にとってもほめられる結果を出しやすいソースです。
PJ-10は小さいながらもスピーカーもあって単体でラジオとして使えます。単体としてのFM放送はイヤホンのコードをアンテナとしているくらいなので耳障りなノイズが少なくありませんがAM放送はけっこう聴けます。なつかしい音です。深夜放送は今ではNHKラジオ第1の「ラジオ深夜便」が一人暮らしのシニア世代に人気で「テキスト」も出ています。NHKならではの落ち着いた語りはいいものです。災害用としても実用になります。ただ、パソコンの近くだとノイズが大きい。25cm以上離すことでクリアになります。
この機会にとリビングのステレオにもFMアンテナの同軸ケーブルをつなぎました。ソースがいいのでクラシック音楽番組も楽しめます。ラジオだと思いがけない音楽との出会いがあっていいものです。私は高校から大学にかけてFM放送のエアチェックでクラシック音楽に親しんできたのでラジオ放送の文化的役割の大きさが身にしみています。FM放送がなかったら今の私はなかったとさえ思うほどです。PJ-10は突き詰めれば注文もいくつかありますが、FM放送との接点を再び作ってくれたことにエアチェック世代の思いを感じて大事にしていきたいと思っています。
2010/01/24
ラジオサーバーPJ-10
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