この番組は放送当時の1993年にVHSで録画しました。もう数え切れないくらい観ましたが何度も観たくなる番組です。YouTubeにはなぜか英語の字幕が付いたバージョンがアップされていて、mp4に変換するとなぜか英語の字幕がなくなってしまいますが、iPhoneに入れていつでも観ることができます。この番組は勇気を与えてくれます。9分割されている7つ目が圧巻です。ギムニッヒ城でのハンガリー首相ネーメトと西ドイツ首相コールとの会談は感動ものだが、ハンガリー外相ホルン・ジュラと東ドイツ外相オスカー・フィッシャーとの会談は戦慄を覚える。「ホルンは最後にフィッシャーに告げた」というナレーションに続く言葉は重い。「我々の決意が揺らぐことはない。あなた方が考えねばならないことはたったひとつ。何千もの国民が国を捨てる決意をするような、そんな国を作ったあなた方自身の罪の重さだ。」ハンガリーの内務次官パラギ・フィレンツが言うように「誰が考えても正義は我々の側にあった」のだ。社会的正義を貫くには大きなエネルギーを要するが、結果はその労以上になって返ってくるものだ。毎年、講義の最初にこの番組を必ず観せる大学教授もいるとのことです。ベルリンの壁の崩壊は負の遺産の清算でしたが、この番組を通して学ぶことは次世代に限りなく受け継がれるべきと思います。
2010/02/20
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