2010/09/11

voice4uの文脈

今日、松阪市で全国最高気温を記録したとのことです。37.2度ですから体温より高い。今日の午前中はこの地域の特別支援学校のグランドの草刈りをしていました。そう暑いと思わなかったのは湿度が真夏ほど高くはなかったからでしょうか。ただ、グランドは砂漠化していて草も水分が枯れているようでした。一生懸命生きているのにそれでも刈るのかと思いながらもきれいにしてきました。もちろん、こんなことで絶える草ではない。
iPhone / iPod Touch / iPadのアプリケーション、voice4uのウェブサイトも必見です。voice4uはアメリカ在住の日本人が開発したものですが、このサイトを読むにつれて、日本だったらこの形では生まれなかったかも知れないと思いました。「あなたの声が聞きたい」という思いを実現するためのリソースがまるでこの時を待っていたかのようにそろっていた。iPhoneの登場がその締めくくりのように思える。アメリカはかつて「ボードメーカー」でコミュニケーションシンボル作成をシステム化した歴史を持つ国です。それはアメリカだから成し得たのだろうか。日本ではなかったことが、ただそれだけでなく残念に思い、同時に考えさせられることが多々あるのだ。そして、前に進もう。
今夜は花井悠希のヴァイオリンの「主人公〜さだまさしクラシックス」を聴いています。これは日本人でなければ成し得ない音楽だろうと思う。

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上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』

 夏休みに長野県の満蒙開拓平和祈念館を訪れたいと思い、その仕込みと読み始めた本がきっかけとなっていくつかの点と点が結ばれてその糸に巻かれているような感覚、息苦しさを感じるようになってきました。その本とは上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』(中公新書 315 1973/S48)です。...