国立国会図書館所蔵の資料をインターネットで閲覧しようとしたら登録が切れていて早く利用したかったのであたふたと奈良の関西館に行って手続きをしてきました。所在地は京都府相楽郡精華町で初めて行きました。けいはんな学園都市という名称で様々な研究機関などが整備されていて国会図書館関西館関西館もそのひとつと知りました。敷地は広大で駐車場は無料でした。エントランスに続く通路から見える概観はガラス張りの細長い箱のようですが中に入ると天井も高く落ち着いた雰囲気でした。
利用登録を済ませて見たかった資料を閲覧するとこれまで引用部分しかわからなかったところの前後や関連する情報を読むことができて目を見張りました。「そうか、そういうことだったのか」と。また、関西館所蔵の資料、学会誌はその場ですぐに閲覧することができてコピーして持ち帰ることができました。これまで限られた資料と対峙して悶々としていたのが何だったのかと思いました。
研究テーマから派生というか拡大してここしばらく大正から昭和初期にかけての教育史を調べています。資料があるようでないものが少なくありません。多分に私の探し方が拙いだけなのですが公文書として残っていそうなものが見当たらないというのは文書管理の問題が大きいのだろうと思います。
関西館は自宅から車で片道2時間弱かかりますが距離は145kmとさほどでもなく土曜日はしばらく奈良通いになるかもしれません。
2024/03/23
国立国会図書館関西館
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