不謹慎な気配がする見出しですが今日メガネ店に行かなかったらおそらく出会うことがなかったであろう新聞記事とのエピソードです。
昨年5月に新調したメタルフレームのメガネのかけ具合がいよいよおかしくなってきて年明けから古いセルフレームのメガネを使っていました。こちらは昨年レンズを交換したので視界はクリアですが何しろ15年も前のフレームです。ツルにヒビが入っていたりと心もない代物ですが不思議と私の顔と頭の形に合って予備メガネとして重宝してきました。ただこれに頼ってばかりもいられずメガネ店に行くことにしました。よく見るとメーカーも品番も同じのメタルフレームがあってフレームだけを交換することになりました。前のフレームは全体がメッキのように輝いていましたが今回のはレンズのまわりがチタンのマテリアルの色、ツルは紺というツートンで落ち着いた配色です。掛け心地がすこぶる良い。前のフレームも品定めをしていたときは良かったのですがフレームの調整でおかしくなって何度か店に行って調整をしてもらったのに元に戻せませんでした。耳と耳の周りが痛くなったりフルフェイスのヘルメットではきちんとかけらなかったりと散々でした。そのため今回は店で並んでいる状態、試し掛けで良かった状態で受け取ってきました。掛け心地も見え方も申し分ありません。フレームを交換しただけでしたが見え方を確かめるために新聞が用意されました。そのトップ記事を見て食い入るように読んでしまいました。見出しは「満蒙開拓団 少年の心境」で今朝の中日新聞でした。メガネ店の帰りにコンビニでその新聞を買い求めました。
信州の教育を調べていた時、満蒙開拓青少年義勇軍の隊員は長野県が全国最多で同県の教師らが子どもたちに呼びかけて募っていたことを知って驚きました。「教育県といわれる長野でまさか」というのが率直な感想でした。このことは今も調査が進められているようで今日の中日新聞の記事もその延長線上のものと読みました。戦後80年となる今年、新聞で取り上げられた少年の日記や遺品が公開されるようです。こうした資料は今も少なからず少年義勇軍の元隊員の実家などに眠っているのではないでしょうか。調査が進んで公開されることを切に望んでいます。
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