■今日日曜日、団地のそうじがありました。ここはバブル全盛期の団地なのでゆったりとしたデザインで、バブル崩壊までは門柱のデザインや駐車スペースの取り方、生垣の木の種類まで守られていました。公園や緑も多くてとてもいい環境ですが、緑が多いと草も多い。年3回の団地そうじは公園や並木のまわりの草取りです。
■草取りが終わって集合場所に行こうとしたとき、一人の男性が高い木に両手を伸ばして何やら見つけたようすです。まわりにも数人の人がいて、「そこそこ!」などと口々に言っています。何だろうと思って見ていると、熟してぱっくり割れたアケビの実を取ってきました。こんなところにアケビがあるんだ! ひとつもらって口に入れるとこれがすごくおいしい。「コンデンスミルクみたい」などと話しながら分け合って食べていると、女の人がまた何か見つけたようです。「ジネンジョや、それそれ、これがムカゴ」と言って手を伸ばしています。みんなびっくりです。そういえばと、誰かがクリを拾って全部むくのに1時間もかかったという話も出てきました。そんなにたくさん、どこで? そんなら散歩のコースを変えようか、自転車に乗ってだと上を見てられないし…などなど、楽しい話がはずんだそうじとなりました。
■この団地は山をけずってできた800余区画の広い団地です。南と東、北は開けた田畑に囲まれ、西はゆるやかな山に続いています。田畑も西の山の雑木林もとてもきれいです。だから団地のすぐとなりの山にアケビがあっても不思議ではありません。もっともっと身近な自然を楽しまなくちゃもったいないですね。写真も撮りたいけど今日は曇り空でまた今度です。白米城址に登るのはいつのことやら。
■近くのDIY店でこの頃気になるのはキャンプ用品です。冬のひとり旅にと厳寒期用のシュラフを見に行ったのですが、ガスストーブや調理用品を見ているうちにキャンプをしたくなってきました。写真を撮る旅です。1日の撮影を終えて火の前でオリーブオイルをたっぷり使った料理を食べながらウイスキーを…などと考えているともうたまらない。
■夕方はNHK-ETVの『わんパーク』が気になっていました。新聞のテレビ番組のところに「坂田おさむ・新曲“ハイ・ハイ・HIGH”発表」とあったからです。番組を見ましたが『おかあさんといっしょ』のイメージとはちがいました。レギュラーをはなれてもう何年もたっているのですからいつまでも『おかあさんといっしょ』のつもりで彼の歌をきくのはやめないといけませんね。でも、彼が作る子どもの歌は魅力的です。きく人歌う人がみんなわくわくするように音がストレートに機能しています。これから彼はどんな道を進むのでしょうか。
2001/10/21
アケビと歌と…
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