■ミュージック・ケアの総合研修に行ってきました。全5回中の第1回目です。講師は日本ミュージック・ケア協会認定指導者で私にとって初めての先生でした。8月の全国セミナーでヨーグルトのカップで作った楽器で不思議な音空間を体験させてくれました。同じミュージック・ケアでもセラピストによって雰囲気がちがいます。認定指導者ともなると持ち味十分ですね。
■ミュージック・ケアの研修は曲の使い方を覚えるだけでなく、ひとつひとつの曲を自分のものにするための場です。「音楽療法は療法士の数だけある」「音楽療法士になるための道は自己形成の道でもある」という言葉が研修のシステムに位置づけられているわけです。ハードですが楽しみな研修です。
■大阪には車で2時間でした。ずっと「おかあさんといっしょ」をきいていました。『ゆめ ゆき あめ』と『にじのいろとおほしさま』、『ちいさなおふね』ばかりきいていた。『にじのいろとおほしさま』では電子ピアノ、ローズの音が聞こえます。それがなんともノスタルジックでいい。『ちいさなおふね』はキーボードのバッキンブとアドリブっぽいフレーズがいい。堪能しましたが、帰りは高速道路を使わなかったので4時間余かかって往復6時間、それでも時間が足りないくらいでした。
■久しぶりにモノクロ・フィルムの現像をしました。腕は落ちている。フィルムの巻きむらがあって1コマ失敗しました。夏場はやはり現像液の温度管理が難しく今日は現像液が22度前後で現像が進むものと判断して、プレスト400をミクロファイン1:1希釈で9分ジャストで現像しました。大きな破綻もなく仕上がりました。モノクロは暗室で焼き付けをしたいのですがその設備はなく、フィルム・スキャナとパソコン、インクジェッタ・プリンタでプリントします。
■この頃デジタルカメラで撮った写真をパソコンで加工することが煩わしくなってきました。FUJIFILMのコンシューマー・モデルFinePix4700zで撮った写真がFUJIFILMのスーパー・デジタル・プリントで驚くほどのクオリティで仕上がってくると、パソコンでの加工は一体何なのだろうと考えてしまいます。銀塩はフィルムを意図的に使い分けて仕上がりにつなげていきます。デジタルはRAWデータで記録してシャッターを切るそのときまでさかのぼって画像を操作できます。デジタルの方が融通が利くわけ。だけど、jpegでさえコンシューマーが1枚1枚加工するなどちょっと考えられない。それなら銀塩フィルムの個性化、差別化と同じような加工システムをカメラに組み込む方が仕上がりのクオリティから見ても現実的な対応です。このベクトルを当初から明確にしてきたのがFUJIFILMの路線です。カメラでかなり加工してしまうからパソコンで加工すると色調もコントラストもシャープネスも破綻をきたしてしまう。だけどカメラでの加工がかなり高い次元での魅せる写真を提供しれくれるから加工の必要をそれほど感じさせない。FUJIFILMの卓見はその尺度として肌の表現性をとっている点です。FUJIFILMのFinePixの肌の表現のクオリティを見ると文句のつけようがない。納得してしまう。もちろんこれは人によってちがうわけですが、この頃の雑誌はFinePixの肌の表現性を高く評価するようになってきているように思っています。フィルムメーカーとして蓄積してきたノウハウの凄さを思う。S2proがニコン・マウントなのが残念ですが、FinePixの肌の表現が手に入るなら別システムを組んでもいいと思うほどです。1200万画素はダテじゃない!
■贔屓にしてきた近所のミニ・ラボがとうとうデジタルシステムになってしまいました。銀塩フィルムがこのシステムで処理されてしまうとデジカメ以下のクオリティになってしまうように思います。残念!
■先週、知人からバジルの苗というか引っこ抜いたバジルをもらって自宅の庭に植えました。今頃植えてどうなるものかと思いますが、来年は庭中バジルになってほしい!
2002/10/07
忙しい連休!
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