■昨日、勤務先の養護学校の遠足で三重こどもの城(三重県松阪市)に行きました。模様替えをしてから初めて行きました。エントランス左にはハーブの専門店があって、壁いっぱいのハーブの壜が目を惹きます。テーブルにはガラスのカップのハーブティーとシフォンケーキが…なんとおしゃれなのだろう! imaxのシアターではディズニーの『美女と野獣』が上映されています。ここはほんとに自治体の施設なのだろうかと思ってしまいました。三重こどもの城がある中部台運動公園は新緑の季節です。400メートルトラックが取れる広場と広場を囲む斜面全体を覆おう芝も今がいちばんきれいです。近づく台風の風もまたおもしろいのでした。被害が出ませんように!
■今夜、NHK-ETVで「21世紀・現代バレエはどこへ」が2時間にわたって放送されています。私は、アヴァン・ギャルドは何でもおもしろいと思っています。でも、音楽はいつも遅れてやってきます。音楽が私たちの生理的なところまで、感覚的なところまで密接に関わるものだからでしょうか。この放送も今までのところ音楽は古典がほとんどです。音楽の安定の上にバレエの新しい試みがなされるという文脈です。もちろん、演奏そのものはアヴァン・ギャルドといっていいものがあります。体操競技、女子床運動のピアノもバレエの基礎練習のピアノも私はとても惹かれるものがあります。リズムの躍動感、歯切れよさ、高い緊張感、スピード感、対話感、その臨場感がたまらない!
■洗練されたバレエもまた音楽療法のセッションの身のこなしのヒントになります。音楽を感じて動くということです。指先の些細な動きまで意図的でなければならないし、その動きは音楽的でなければならない。ミュージック・ケアの研修でキー・ポジションのチェックが時間をかけてありました。ミュージック・ケアのセッションのプライマリー・セラピスト(主務者)はオーケストラの指揮者に似た存在です。キー・ポジションのチェックのときそう思いました。セラピストの動きはすべてセッションのゴールに向けて意図されたものでなくてはなりません。私が着る服の色も、グッズを入れる袋の色も、会場も、私の言葉がけも、すべてがそうです。これは応用行動分析の考え方です。
■バレエといえば、ミュージック・ケアのフラップ・バルーンの音楽はチャイコフスキーの『白鳥の湖』から『情景』がオリジナルです。私は『フロム・ア・ディスタンス』を使っています。理由は、『白鳥の湖』の演奏で私のイメージする文脈に合う演奏がないからです。私が持っている『白鳥の湖』は小澤征爾とラザレフです。小澤征爾が音楽的に劇的ならラザレフは劇的なステージの立役者です。本場の香りが漂う演奏です。あと、パリ管を振るデュトワが気になりますが6月末の発売です。デュトワとパリ管といえばプロコフィエフの『ロミオとジュリエット』がお気に入りですが、持ってないので先週木曜日の朝は小澤征爾とボストン響のCDを持って車に乗りました。こんなにいろんな曲を次から次へと聴く自分は大丈夫だろうかと思いながらも、プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』は時々気になって聴いてしまいます。『コッペリア』は文句なく楽しめますけどね…
■このところ食器洗い機に頼っています。食器洗い機用洗剤をいくつか試したところ、テレビのCMの映像のようにピカピカになる洗剤があります。気持ちがいいけど、これって、ほんとに安全なのだろうかとふと気になります。
■MPVのエンジン・オイルをやっと交換しました。50%化学合成というMPVのイメージとはちょっとミスマッチなオイルです。透明なオイルで気持ちがいい。ピュア&フェアプレイでいきましょう(^_^)/~~
2003/05/31
バレエ(音楽)から学ぶもの
登録:
コメントの投稿 (Atom)
下鴨納涼古本まつり
京都下鴨神社薫の糺の森が会場の下鴨納涼古本まつりに行ってきました。古本まつりなるものに行ったのは初めてで、しかも神社の境内なので見るものすべてが新鮮でとても面白かったです。この古本まつりを知ったのは県内の古書店のインスタグラムです。時間ができたので思い立って行った次第です。小...
-
4家族のみなさんに来ていただきました。4家族は日曜日のポコ・ア・ポコでいちばん少人数のように思います。少ないと子どもたちのことがよくわかるし、また、子どもたちもその空間を等分する割合の大きさを実感します。いつも小さくなっている小さなお子さんはこのときとばかりグッズの袋と開けようと...
-
この4月に勤務先の病弱特別支援学校が再編されて校名も新しくなる節目を迎えるに当たり、病弱教育の歴史の一端を紹介する機会がありました。 「病弱教育は明治時代に三重県で始まったとする説があります。「三重県学事年報第九 明治二十二年」には、三重県尋常師範学校の生徒の約6割、70人余が脚...
-
新年早々の大きな地震で防災意識が下がっていたことを痛感。 元旦に届いた2冊の本は、上野千鶴子著『八ヶ岳南麓から』(山と渓谷社 2023)と上野の森美術館の「遠藤彰子展 魂の深淵をひらく」図録(上野の森美術館 2014)です。 上野千鶴子著『八ヶ岳南麓から』は著者が20年前に建てた...
0 件のコメント:
コメントを投稿