自宅で本を探していて分厚いファイルを見つけました。みだしは「障害学」です。もしやと思って中を見ると、それはネット上から見れなくなってしまったサイトのハードコピーなどでした。残してあったのかと戦慄を覚えました。「福子」や「岩倉」など、障がいがある人たちをあたたかく支えてきた豊かなコミュニティーが日本にあったことはそう知られているわけではありませんが、それは格差社会の対極にあるものです。先が見えにくい状況だからこそ歴史から学ぶべきことが多い。障がいはマイナスイメージが強いとのとらえがある一方で命あるものの存在そのものを問う。障がいがある子どもの育児や教育で意見が異なるとき、その核心は障がいのとらえであることを思うことが少なくありません。障がいとは何なのか。そこに行き着く。答えを探そうとすると障害学を紐解くことになる。
病弱教育の歴史はこちらのサイトが充実しています。
2009/12/16
障害学
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