■山中湖のP(ペンション)・モーツァルトの予約が取れて目の前がパッと明るくなったように思った…というのは大げさですが、P・モーツァルトのことを知るにつれ、私の期待は大きくなっていきます。小さなことだけど、P・モーツァルトのタンノイのオートグラフというスピーカーは、私が学生の頃、京都で通った名曲喫茶「リチェルカーレ」の思い出そのものです。私の宿泊予定の日は弦楽アンサンブルと星を見る会もあるとのこと。P・モーツァルトは八ヶ岳倶楽部がある八ヶ岳高原にも近く、いつかこの組み合わせで行ってみたいもの。
■「リチェルカーレ」は私が卒業して1年後にはもうありませんでした。ベレー帽をかぶった小柄なおじいさんがマスターで、モーツァルト以前の音楽に限ってライブラリーをそろえていました。もちろんアナログのレコードです。私はペーター・シュライヤーがソロを歌うバッハのミサ曲をよくリクエストしました。リクエストノートのリストに友人の名前を見つけてリクエスト曲を見るのも楽しみでした。あの空間は私の記憶から決して消えることのない私の宝物です。
■HDDレコーダーは期待以上の使い勝手です。テレビ番組をとりあえずHDDに録画して保存しておくべき番組をDVDにダビングする、VHSからDVDにダビングするというフローはあまりにスムーズです。私が使っているDVDは1枚70円! VHSのビデオライブラリーのDVD化は数が膨大で、DVD化してもビデオテープはすぐには捨てられないから悩む。
2005/11/04
リチェルカーレ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
下鴨納涼古本まつり
京都下鴨神社薫の糺の森が会場の下鴨納涼古本まつりに行ってきました。古本まつりなるものに行ったのは初めてで、しかも神社の境内なので見るものすべてが新鮮でとても面白かったです。この古本まつりを知ったのは県内の古書店のインスタグラムです。時間ができたので思い立って行った次第です。小...
-
4家族のみなさんに来ていただきました。4家族は日曜日のポコ・ア・ポコでいちばん少人数のように思います。少ないと子どもたちのことがよくわかるし、また、子どもたちもその空間を等分する割合の大きさを実感します。いつも小さくなっている小さなお子さんはこのときとばかりグッズの袋と開けようと...
-
この4月に勤務先の病弱特別支援学校が再編されて校名も新しくなる節目を迎えるに当たり、病弱教育の歴史の一端を紹介する機会がありました。 「病弱教育は明治時代に三重県で始まったとする説があります。「三重県学事年報第九 明治二十二年」には、三重県尋常師範学校の生徒の約6割、70人余が脚...
-
新年早々の大きな地震で防災意識が下がっていたことを痛感。 元旦に届いた2冊の本は、上野千鶴子著『八ヶ岳南麓から』(山と渓谷社 2023)と上野の森美術館の「遠藤彰子展 魂の深淵をひらく」図録(上野の森美術館 2014)です。 上野千鶴子著『八ヶ岳南麓から』は著者が20年前に建てた...
0 件のコメント:
コメントを投稿