2008/11/30

無相荘にて

昨日は急に東京に行くことになって慌ただしい週末となりました。用事に遅れてはと早く出たので旧白州邸「無相荘」に立ち寄りました。

旧白州邸「無相荘」は白州次郎が30余年にわたって暮らした住まいです。農家を直しながら暮らしたというその住まいに私は凄みのようなものを感じました。趣の深さや大胆さ、そして斬新さが家の造作や小物から伝わり、荒々しくもありました。彼の人となりを伝えるパネル等のエピソードもまた私の血を沸き立たせるものとなりました。その中でとくに私の目を釘付けにしたのは「武相荘」と命名した自宅への思いを綴る一文のこの言葉でした。「それはあくまでも、今この瞬間のものである。明日はどうなるものかわかったものではない。」その時々の暮らしに合わせて家に手を入れながら30余年、子どもも独り立ちした頃のものです。これからの暮らしに合わせて家を直し続けるとの意思を綴ったものですが、これは無相荘に限ったことではありません。その時々の状況に自分が反応し続ける意志を表したものです。まさに「ナラティヴは書き換えられるもの」という考え方です。このパネルの前で私は文字通り立ちすくんでしまいました。ただただ、凄い。迷ったら無相荘で考えたい。

UMPC Dell Inspiron Mini 9が届きました。実物は光沢のあるピアノのようなボディで愛着が持てます。サイズはかなり小さい。キーボードは英文にしたのでシンプルで好印象です。そして、何よりもHDDを使っていないので頼もしい限りです。ウェブストレージの使い方も工夫して効率的な作業ツールとしていきたい。デザインもちょっとMac風にして! こんなふうにコンピュータのことを考えることは私にとって頭のリフレッシュだとこの頃よく思います。コンピュータはおもしろい。

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