“尖閣映像”の流出が大きな問題となっていますが、その映像がYouTubeにアップされたちょうどその頃、NHK-TV「クローズアップ現代」で「機密告発サイト・ウィキリークスの衝撃」が放送されていました。偶然かも知れませんが、このタイミングもまた単なる偶然とは思えないこの頃の社会状況です。
金子郁容氏のコミュニティ・スクールのウェブサイトが閉じられたようで残念に思っていますが、これは文部科学省でコミュニティ・スクールの「バージョンアップ」を図るための検討会議が始まったこととリンクしているのだろうか。金子郁容氏ももちろん委員です。現制度下のコミュニティ・スクールの指定に係わらず、コミュニティ・スクールの理念はどの学校においても運営の柱のひとつとなる考え方でしょう。「コミュニティ・スクールが地域をつくる!?」という見方も共感するところです。当事者たちがどうしていくかを熟議して価値を生みだす風土の地域をつくっていきたいものだ。
この2題を結ぶキーワードは「個人」だと思います。「クロ現」に登場したWikiLeaksのジュリアン・アサンジ氏と金子郁容氏、もちろん接点はありませんが、松岡正剛氏のウェブサイト「千夜千冊」の「金子郁容『ボランティア』」を読むと「個人」というキーワードが印象づけられて両者を結ぶのです。「個人」という概念は一人の大きさを表す。
2010/11/06
「個人」という大きさ
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