「梅ちゃん先生」は録画して見入ってしまっています。先が読めてもおもしろい。モデルはいないとのこと。だからこそ視聴者が期待するストーリーが描きやすいともいえる。10代半ばにして自己肯定感がもてない梅子が何かしていかないとおとなになれないという気持ちでいる生き方が底流にあって、今、日本人の多くが希求しているたくましさに通じるメッセージだと思います。終戦直後の混乱期という時代設定も然り。いわば何でもありというこの頃を知らなくてもノスタルジーに似た思いをもつ人は今の10代にも少なくないと思います。決してスマートに生きられるばかりではない、その時々に出会う人たちとの関係性の中で自分を生かしてたくましく生きることを「梅ちゃん先生」から学んでほしいものです。
「ブラタモリ」も第1回から録画して見ています。タモリと久保田アナの絶妙なやりとりもさることながら東京という街の魅力がそこかしこに見て取れます。私も学生の頃から東京を歩いていますが何度行っても興味が尽きません。多様な密度の高さと歴史の圧縮感がその理由だと思っています。先週末は東京で時間があったので池袋から目黒まで、自由学園明日館界隈を散策してちょっとしたリフレッシュになりました。この夏は自転車で散策したいと思っています。
明日のポコ・ア・ポコは雨、ですね。
2012/04/21
「梅ちゃん先生」と「ブラタモリ」
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