2019/01/29

底冷えの冬の日に

1月から2月のはじめにかけて気温は「底」となります。毎年の繰り返しのはずですがそのときにならないとその寒さはなかなか思い出せない。今、まさにその真っ只中です。そして思い出したのは寒さも暑さと同じように体力を奪うということです。身をもってわかるといういい方ができるでしょうか。ふだん自宅では薄手のダウンジャケットを来ていますが水仕事で同じダウンでもベストに着替えるとほどなく腕が痛みを感じるようになってきます。そして眠さです。睡魔というより一種の防衛反応のような眠さと思います。できるだけエネルギーを使わないように眠る。もしかしたら冬眠とはこのような感覚なのだろうか。でも、寒さは嫌いではありません。きちんと防寒対策をして凛とした冷たい大気の中を歩く心地よさはなんともいえない。

今日は松葉祥一・西村ユミ編集「現象学的看護研究 理論と分析の実際」(医学書院 2014)を最初から読み直し始めました。「自然科学的な研究は、われわれの経験の中から、意識的に行った行動や重要だと思われる要素だけを取り出して、空間座標や時間軸といった客観的指標にあわせて再構築し、残りの部分は捨てる、あるいはフッサールの言い方では隠してしまう。現象学的研究が求めるのは、そうした抽象化を行う前の「生きられた経験」にたち帰ることなのである。」(松葉)なんとすんなりと入ってくる言葉か! 勉強しなければならないことのなんと膨大なことか!

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