■庭のニセアカシアの枝がおとなりとの境まで伸びたので枝を切ることにしました。どこで切ろうかと枝をたどって、太い幹から出ているところから切るのが妥当と見ました。ところが、そこで切ると3メートルはあろうかという枝がおとなりの庭に落ちそうです。のこぎりで少し切ってロープで引っ張り、また少し切ってロープを引っ張りして、無事切り落とすことができました。楓も切って、ごみ袋に入れたら7袋になりました。これで体重1キロ減!
■ミュージック・ケアでビニール袋をほぐすこともプログラムにしていることから思いつきました。すてきな色の袋からビニール袋が出てくることそのものもセッションの文脈、物語にならないかと。先週の土曜日にマーム(イオン松阪)に行っていちばん安い10センチ28円の綿のブロードのパステルカラーの中からまだ使ってないサーモンピンクを選びました。55センチ×100センチのサーモンピンクの袋を3つ作りました。紐はベージュです。自分で言うのもなんですが、これがなかなかすてきなのです。袋の色も私には子どもたちへのメッセージです。自分のこだわりも強いかな? 袋をほぐすとき、どんな音楽を使おうかと、これもめちゃくちゃ考えるけどそれも楽しいことです。
■サーモン・ピンクの袋を作っているとき、ミシンが動かなくなって下糸周りを分解しました。短い糸が2本ひっかかっていて、それを取ったら絶好調になりました。今までずっと上糸と下糸のバランスが取りにくくて縫い目がそろってなかったのも解決! 全部の袋を作り直したいくらいだけどその時間はない(>_<)
■今日は伊勢方面でポコ・ア・ポコの会場を探しました。4か所回りましたが決めるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。今、地元で使わせていただいている公民館がとてもよくて、どうしても比べてしまいます。あといくつか回ってないところがありますが、よい会場が見つからなければ伊勢方面ではしないことになるかも知れません。
■古本屋に行って『片づけられない女たち』(サリ・ソルデン著 ニキ・リンコ訳 WAVE出版 2000)を買ってきました。これはADD(Attension Deficit Disorder=注意欠陥障害)の女性の話です。この本に限らず、アメリカでは自分の病気や障害に真正面から向き合っていくためのプログラムが整然と構築されているように思います。この本でも「専門家は何をしてくれるのか?」(P.228)というところに明確に記されています。「専門家に頼まなければならないサービスは三つある。(略)一つめは、検査と診断である。単にADDかどうかを調べるだけではない。他の障害や疾患が重なっていないかどうかも、同時にチェックしてもらうことになる。確かにADDだという診断が下ったら、次に、二種類のケアが必要になる。一つは、医師に紹介してもらい、ちょうどよい薬を飲んで、効きかたもチェックしてもらうことになる。もう一つは、ADDをもっと理解するための教育、実際的なアドバイス、カウンセリングといったサポートであす。特に、診断直後の時期には、この種のサポートの重要性が大きい。」私が個人的に発達の相談を受けているケースも「この種のサポート」を求めてのことです。1月に1回専門家に診てもらっているけど「しばらくようすをみましょう」ばかり。今すぐできることはないのか、診断が出るまででも何かないのか、親はそう思うものです。私はこう考えます。医師は診断をして、療育は親と保育園や学校の先生がする。だから障害児教育に携わる者はひとりひとりの子どもに応じて今すぐできることを示すべきだし、その意味を理論的かつ先の見通しをもって説明できなければならない。
■古本屋の300円コーナーの外国文学の棚には他にも読みたい本がずらりと並んでいました。この頃、読む本は仕事に直接関係するものばかりです。自分のための読書は久しくしていない…
2003/06/28
サーモン・ピンク
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