昨日、地元の療育サークルのムーブメントの活動に行ってきました。この活動は来月で終わりますが私にとっては仕事の都合で今月が最後でした。5年間いっしょに勉強をさせていただき、私は子どもたちの歌の伴奏や動きに応じてピアノを弾くことを通して音の使い方や弾き方についてたくさんのことを学ぶ貴重な機会となりました。発語や動きを促す弾き方や動きに時間的まとまりの意味付けをする弾き方、等々、ほんとにたくさんのことを勉強しました。子どもたちもこの5年間に軽々と抱き上げていたのに私の肩くらいに身長も伸びて頼もしくなりました。ムーブメントもいろんなスタイルがあって、このサークルは動きを具体的に示しています。子どもたちはその中でもひとりひとり自分なりの捉え方で活動していることがわかります。子どもたちを未経験から経験へと導き、広がった認知と動作が子どもの中でつながっていきます。このプロセスは何度も繰り返します。そして、ある日、成長の次のステージへと進みます。そのときの子どもたちの達成感やお母さんの喜びは自分のことのようにうれしく思いました。こうした療育の場を子どもたちと家族が選ぶことができる子育て支援の環境づくりが求められます。ポコ・ア・ポコもそんな場のひとつでありたいと活動を続けていきます。
2009/02/08
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