先々週末、8月は神戸で迎えました。朝、新神戸駅近くを異人館に向かって歩いていたらイノシシの親子がいてびっくり! ところがイノシシも人も犬も素知らぬ顔ですれちがうだけ。これにも驚きました。ネットで調べるとバス停で人の列に混じってイノシシがバスを待っていたとかで珍しくないようです。その後、京都に向かいました。先週末も京都に行くことがあって、時間に余裕もあったので嵐山の竹林の道を散策してアイトワで人形たちと会うこともできました。よくある言い方かも知れませんが、京都は行く度に発見があるように思います。古くて新しい街。所がちがえば同じ物を見ても感じ方がちがうことがあります。これはと思わせる街。「ぶらり嵐山」では京都府立特別支援が校の児童生徒製作品展が開かれていました。特別支援教育のひとつのモデルを政令指定都市規模で作り上げたのも京都市です。京都は斬新という一面をいつも併せ持つ。
今日の朝日新聞夕刊でなつかしい名前を見つけました。エリオット・カーターです。もしや、と思ってよく記事を読むとやはりあのCDのエリオット・カーターでした。100歳にして今も旺盛に作曲しているとか。98歳から101歳にかけて作曲した作品のCDを紹介する記事です。私が持っているCDは1990年の発売なのでもう20年も前のものです。記事によると「ニューヨークの街路を屈強な男たちが厳しい顔つきで右往左往しているというか。ハードボイルドな都会派迷路音楽なのだ。」とある。作風は一貫しているのだろう。ただ、とてもなつかしい印象がする音楽だ。むしろ、現代音楽らしくない現代音楽といえるかも知れない。私が持っているCDはバッハの無伴奏チェロソナタ第3番ハ長調とのカップリングで、続けて聴いても違和感がないから不思議。
2010/08/12
エリオット・カーターの音楽
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