2002/12/01

Eスパニッシュ・モード

■昨年の冬から庭の手入れはただ草取りばかりです。ところが、ひとり生えのピンクの丸い花が殖えて、そして、2本の楓と1本のニセアカシアの落ち葉が庭一面に広がってとてもきれいです。カントリーブルーのウッドデッキにもニセアカシアの枯葉がたくさん落ちてホッとする空間となっています。でも、そこでゆっくりする時間はありません。ここしばらく判断が難しいことが続いて、ただルーティンをこなしていくだけならこんなことにはならないのですが、これは性分だから仕方がないと思っています。このところ考える時間がなくて何もかもが不消化という毎日です。
■先週の日曜日にミュージック・ケアの総合研修第4回に行ってきました。「キーポジション」をひとりひとりチェックしてもらってクライアントとどんなスタンスをとっていくのかという音楽療法の自分の「キーポジション」も意識することができました。新曲の書き取りもたくさんあって充実した研修でした。
■先々週、「芸術に恋して」という番組で「フラメンコ~神秘の生きた芸術~」を見て、ここのところEスパニッシュというモードにはまっています。EスパニッシュはEから始まるモードで、そういえばギターの6本の弦のチューニングはEに始まってEに終わることに気づいて、もしかしたらギターはEがキートーンかも知れないと考えています。私にはピアノの方が勝手がよくて、Eスパニッシュ・モードで思いつくまま弾いています。勤務先の養護学校で音楽の時間の前にコンバス(フラメンコのリズム)を意識して弾いていたら担当している小学部3年生の女の子がタンバリンを持ってきていつになく生き生きとタンバリンを叩いて応えてくれて、「何という歌?」と聞いてきたのです。こんなことは初めてで驚きました。Eスパニッシュ・モードとコンバスの不思議な力を思い知らされた次第です。
■音楽療法の即興演奏ではモダン・ジャズと同様にモードという概念で奏されることが多くあります。モードは「旋法」と訳されています。世界の各地で生活の中から口ずさみ生まれてきた音の配列はそれだけに人々の心に寄り添い心と身体を大きく動かす力を持っているのだと思います。今、日本で商業ベースに乗っている音楽はコードの配列という和声の概念、とりわけ「ドミナント・エンジン」が支配的といえます。その中でつんくがアラブ・モード(マカーム)の要素を入れた曲を作ってヒットしたのは興味深い。音楽療法ではマカームは筋緊張の障害があるクライエントのセッションでよく使われるとか。砂漠という厳しい自然の中の生活から生まれてきたモードは筋緊張の障害がある人たちの「モード」と共感し合うのかも知れない。
■この「COFFEE TIME」にページ内リンクを張りました。インデックスに並んだ見出しを見ると音楽の話題ばかりで、これは音楽のページにアップすべきかと…でも他の話題も入っているし、いつか、整理します。
■デジカメが故障してしまいました。フジフィルムのFinePix4700zはバッテリー管理に“難”があるとのことで、充電済みのバッテリーでもエンプティの表示が出て動かないことがあります。でも、当時のフラッグシップモデルなのでそれを承知で買いました。フジフィルムのデジカメの絵作りはお気に入りです。EBCフジノンとjpegの絵作り、そしてプリントまで一貫したベルビア&プロビア譲りのカラーマネジメントはさすがとしか言い様がありません。FinePix4700zは1年半調子よく動いてきましたが、いざその症状が出るとお手上げ状態です。1年で4000ショットはちょっと荷が重かったか…修理に出します。

2002/11/21

“アコギ”な冬

■この土曜日、勤務先の養護学校の文化祭で音楽ワークショップをして、フォーク・ギターを指で弾いてスチール弦のギターの印象が変わりました。今回、ギターを療法的に使いたくていろんなピックなどを試しているうちに指で弾くことに行き着きました。それがフィンガー・ピッキングという奏法だということはその日の帰りに寄った書店で立ち読みして知りました。『アコースティック・ギター・マガジン vol.14』です。
■少人数グループの子どもたちひとりひとりと音楽でやりとりする療法的なシーンでギターはとても使いやすくて、アメリカでギターは音楽療法士になるための必須楽器になっている理由がよくわかる思いがしました。
■『アコースティック・ギター・マガジンvol.14』を見てアコギの値段にびっくりしました。このあたりの店ではせいぜい10万円代までの品揃えです。でも40万50万はザラにあって100万円超も少なくありません。自然の木を使っていることもあってヴァイオリンと同じ世界だと思いました。それだけに楽器の管理の難しさはヴァイオリンと同じと思います。だから新素材のRAINSONGに惹かれるのです。ギターは気軽に使いたい!
■フィンガー・ピッキングはマイナーな奏法かも知れませんが、コードをジャランと弾くことと比べてひとつひとつの音の機能がきちんと活かされてクリアな音が出るのはもちろん、コードを確実に押さえることが苦手な私にとってはとにかく弾きやすいのです。鳴らしたくない弦を鳴らさないからです。それは私の感じ方ですが、今、フィンガー・ピッキングはアコギ奏法で注目株のようです。しばらくアコギにはまりそうです。
■MPVにスタッドレスを履かせました。MPVはオフセットがマイナーな設定なのでタイヤとホイールのお値打ちセットは選択の余地がなくて、K2(ヨコハマF720)とアッシスGTという組み合わせです。アッシスGTはシンプルな6本デザインで好感があります。驚いたのはK2です。ドライでのスタッドレス特有のこもるようなノイズはありますが走行フィーリングは純正のラジアル以上で、直進性に申し分ないだけでなく横Gへのふんばりはスタッドレスを履いているとは思えないしっかりしたものです。スタッドレスはラジアル以上に個性がはっきりしていておもしろい! 近年にないこの寒い冬、ただただ真っ白な中をドライブしたいもの…

2002/11/12

『見上げてごらん夜空の星を』

■寒くなりましたね。今年も暖冬かと残念に思っていたのでうれしい! 雪が好きだから(^_^)/~~~ 少し前、スタッドレスタイヤを買いに行ったら売り切れという夢を見ました。 この日曜日、ミュージック・ケアの総合研修第3回の帰りに通った青山高原は気温が2℃でした。「凍結注意」の表示まで出ていました。それでなくても山間部を通勤する毎日、早目にスタッドレスタイヤに替えなくては! そして、冬の八ヶ岳高原に…行けるかな?
■今使っているVAIO-SRのHDDに音楽を録音してみました。これが快適です。今も音楽をききながらキーを叩いています。ソフトはSonicStageで、適度に圧縮して記録するのでHDDの空き容量を気にせずに使えます。SonicStageはHDDに音楽を記録して再生するだけでなく、CDのバックアップ、オリジナルCDの作成、MDへの音楽データ転送と、音楽好きにはたまらないソフトです。これではソニーの思うつぼですが、やっぱりVAIOは魅力的です。ミュージック・ケアのセッションにパソコンでMP3ファイルを使っているセラピストがいます。納得の使いやすさです!
■VAIO-SRのHDDに録音したのはミュージック・ケアの音楽です。+αに坂本九の『見上げてごらん夜空の星を』を加えました。坂本九の歌に合わせて手話で歌うと泣けてきます。メロディーも歌詞もいい。音楽的にもクリシェのお手本となる和声進行で心の奥深くすっと入ってきます。すてきな歌です。人は“死ぬ”と星になるのかも知れない…同じクラスだった子が12歳で逝ってしまいました。“お星さま”になったと思いたいのです。

2002/11/03

ノードフ&ロビンズ創造的音楽療法

■11月2~3日と、財団法人ひょうご子どもと家庭福祉財団主催の第101回療育研修会「特別な配慮を必要とする子どもたちのための音楽療法」に行ってきました。会場は兵庫県三田市の“さんだ子ども発達支援センター”です。講師は千葉県の船橋音楽療法研究室主宰の濱谷紀子先生・同研究室所属の益山ゆき先生です。2日間、延べ10時間、まさに音楽漬けでした。
■カテゴリーでは、ノードフ&ロビンズ創造的音楽療法です。私はノードフ&ロビンズ共著の『障害児教育におけるグループ音楽療法』(人間と歴史社 1998)を座右の書としながらも、ノードフ&ロビンズ創造的音楽療法のセッションの実際についてはあまり知りませんでした。今回、数々のセッションの記録ビデオを見ながら説明を聴いて、また、実習もすることができ、その核心に触れた思いがしました。2日間にわたる研修で、私は音楽以外の仕事に復帰できるかどうか不安になったくらいです。すばらしい研修を提供していただいた濱谷先生と益山先生に心から感謝しています。
■濱谷先生はニューヨーク大学のノードフ&ロビンズ音楽療法センターに留学し、デュプロマの資格を取得されています。45歳を過ぎてからの留学とのこと、その精力的な勉強の姿勢に自分が恥ずかしくなってしまいました。
■研修の中で何回か説明があったことで、音楽療法はゴールを設定し、ゴールに到達した時点でセッションが終結することは、音楽療法が「療法」である以上いつか終結することはわかっていながらも、教育職の私にはどうもなじめない考え方です。どこかプラグマティックでアメリカ的です。ミュージック・ケアの考え方とちがう点といっていいでしょう。ミュージック・ケアは教育的な色彩が色濃くあります。
■しかし、ノードフ&ロビンズ創造的音楽療法のパワーは相当なものと感じました。ゴールへのベクトルの強さも、ピアノ演奏の技術のレベルの高さもカルチャーショックといえるほどでした。実習は緊迫感がありましたが追い込まれている感じではなく、むしろ心は解放されていくように思いました。音楽療法は芸術レベルの追求ではない。でも、「アート」の現場の真っ只中にいる自分を感じていました。これは意外な体験でした。でも、それだけ至高の非日常体験だったといえるわけで、今、こうして家でパソコンのキーを打っていてもどこかしらちがう自分を感じる。それは何だ!というわけです。たいへんヒューマニスティックな音楽療法と実感しました。
■音楽は「原形」が大事だという話があって納得するところでした。世界中で生まれてきた音楽にはそれぞれ背景がある。砂漠ではミドル・イースタン、スペインのフラメンコ、日本の民謡、アメリカのブルース、みなそれぞれに自然と人々の生活が背景にある。それだけに人の心奥深く訴えるものがある。デリカシーもパワーもあるのです。
■今回、使った楽器はすべてアコースティックでした。ピアノはこの研修のためにわざわざ運び込んだとのこと。アップライトでしたが調律がきっちりしてあって気持ちのいい音でした。もちろん、益山先生のテクニックに負うところが大きくて、私もアコピの練習は続けようとあらためて思ったのです。
■それと、ピアノの即興弾きです。ノードフ&ロビンズ創造的音楽療法はクライエントの声や動きからテーマを設定し、即興で音楽を作り、展開してクライエントとかかわっていくのがセッションの主なスタイルです。2日間、ピアノのすぐ横の最前列の席を確保して益山先生の演奏を肌で感じてきました。これもカルチャーショックでした。今まで知らなかった音たちでした。親しみがあってシンプルでわかりやすく働きかけがはっきりしいて音そのものがすごくきれいでした。ノウハウはあるにしても自分で見つけなければならない音でした。
■夜は“県人会”の飲み会となって、県内外の音楽療法について情報交換ができてこれも大事な研修でした。
■昼の研修でも夜の研修でも話題になったことで、「学校」には音楽療法はなじまないということがあります。音楽療法と学校とでは、子どもと音楽とのかかわりの評価が全くちがってしまっているからです。ですから、私自身、音楽療法の曲を授業で使うことにとても慎重です。音楽療法の曲が「結果」が出やすいのは当然です。子どもを支え、子どもが主体的なアクションを起こしやすいように作られているからです。しかし、ゴールもちがうが評価の観点もちがう。子どもが何ができるか、つまり、Doingに主眼がおかれがちな学校現場では、子どもが音楽と今どうかかわっているかということ、Beingを大事にする音楽療法の考え方は相容れないのが現状です。子どもの理解のベクトルがちがうのだと思っています。夜の県人会でこんなエピソードを聞きました。「学校でも病院でも『がんばれ、がんばれ』と言われる。でも、ここ(音楽療法のセッション)では『がんばれ』と言われないからほっとする!」これは障害がある子どものお母さんの言葉です。障害のあるなしにかかわらず、子どもたちが音楽といい出会い方をしてほしいと私は心から願っています。
■子どもの見方、ということでは、自閉症スペクトラム障害の子どもの理解がやはり気になりました。自閉症スペクトラム障害の子が何をどう感じているかということはハイファンクションの自閉症スペクトラム障害の人たちの体験によって明らかにされてきつつあります。このところカバンに入れて読み返している本は、酒木保の『自閉症の子どもたち~心は本当に閉ざされているのか~』(PHP新書 2001)です。自閉症の子どものものの感じ方に“こだわって”踏み入る彼の感性に共感を覚えます。
■そうそう、先週、「秋のイタリア料理教室」に行ってきました。メニューは①温野菜のバーニャカウダソース②豚肉のカツレツ、ミラノ風③じゃがいものニョッキです。シェフの一言一言、一挙一動からノウハウを盗もうと乗り込みましたが、調理が始まって私がいちばんはじめにしたことは3本の包丁を砥ぐことでした…(>_<)

2002/10/22

3拍子の不思議な世界

■この日曜日、ミュージック・ケアの総合研修第2回は加賀谷哲郎先生の記録ビデオから始まりました。加賀谷先生は昭和一桁の頃から音楽療法をされていました。水上小学校や山谷の子どもたちとの毎日に私の目は釘付けになりました。この頃から音楽を療法的に使うことをこれだけ実践してきた加賀谷先生の凄さに圧倒されました。そのすぐ後で日本ミュージック・ケア協会の宮本啓子先生の理論の講義があって充実した半日でした。午後は課題曲の復習でこれも気の抜けない研修でした。
■ミュージック・ケアの「アリサ」シリーズは3拍子が大きな役割を担っています。体と音楽がほんとに心地よく対話するとき、気づけば3拍子なのです。乗馬のリズムからきているという3拍子ですが、「アリサ」シリーズの3拍子はちょっとちがうように思います。加古隆も3拍子にこだわる作曲家です。彼も乗馬のそれとはちがうリズム感で3拍子を使っています。4拍子の中の3連符がまるで話言葉のように響くのはなぜでしょうか。1も2も割り切れない3という不思議な数字と人間との関係はいかに! DTMのシーケンスソフトもどこか3連符をごまかしている、そんな気がしています。
■地元の(財)中小企業勤労者福祉サービスセンター主催の「秋のイタリア料理教室」の申し込みに行ってきました。講師は地元の有名イタリア料理店のシェフとあって25人の定員に46人が集まりました。抽選の結果、私は見事当選! うれしい! しかし、集まったのは私の他はみんな女性でした。それでひるむ私ではありませんが、どこか緊張しているのも確か! でも、ただただあの店の味を盗みたいと虎視眈々としています。料理教室は今月29日です。頭に巻くバンダナの色は何にしようか…
■今夜はなぜかADSLがつながりません。ADSLと同じTCP/IP設定のauのPacketOneもつながらないからniftyのDNSサーバが怪しい。「プロキシの設定」でつまずいています。急遽、アナログのダイヤルアップを再度設定してインターネットにつなげています。こんなとき、ADSLしか知らない人はどうするんだろうとしなくてもいい心配をしてしまいます。コンピュータとはそんなもの!?

2002/10/14

アートフォーラム三重展2002

■三重県総合文化センターのアートフォーラム三重展2002に行ってきました。今日はコンサート「北住淳とその仲間達」とアーティストとのコラボレーションがありました。「現代美術」と「現代音楽」のコラボレーションです。その中で今村幸生らが創作します。ギャラリーには数十人の「鑑賞者」が見つめていました。
■この鑑賞者たちがアートフォーラム三重展にプラスαの活力を加えていました。こんな体験は初めてで私にはカルチャーショックといえるほどでした。鑑賞者たちは実に生き生きとした何かを発しながらギャラリーを回っていました。音楽とのコラボレーションでは鑑賞者のひとりひとりがコラボレーションの第三者として参加していました。私はその空間にどっぷりはまって戦慄してしまいました。こんな「展覧会」はちょっとない。
■音楽はシンセと竹笛など素朴な楽器たち、そして、声です。即興演奏は今その時だけのもの。「調性」も「リズム」も「メロディー」も伝統的な音楽とはかけ離れています。でも、その空間の表情は音楽療法のそれと似ているように感じました。音と自分、自分の音と他者の音、そして音空間と自分、それらが相乗して生まれる文脈は私の覚醒レベルをものすごい力で引き上げる。その「きわどさ」は音楽療法のセッションとなんら変わりないもの。
■NHK-TVで9月26日放送の「にんげんドキュメント~アートで“人生”に輝きを~」は、アートが人の心を活性化することを見せてくれました。NHKのサイトは、「奇抜な空間の中で行う作品づくりは痴呆症の母親に刺激を与える独特の介護の形だ。」と番組の紹介をしています。非日常の体験を日常のものとしてくれるアートは私たちの感性にカルチャーショックともいえるほどのゆさぶりを与えてくれる。その時の「目ざめ」は測り知れないパワーを秘めているのではないでしょうか。
■今年は清里現代美術館に行く機会がなかなかなくてフラストレーションを感じていただけに今日はほっとするひと時でした。

2002/10/13

冬支度

■いろいろしなければならないことがあるものの、なんとも穏やかな連休です。天気がいいので家の冬支度に忙しい。
■家のそうじはどういうわけか新聞の切り抜きから始めてしまいます。これがいちばん時間がかかるけどいちばん充実している時間だから困ったもの。
■昨日は写真家セバスチャン・サルガドの番組(NHK BS2)をつけたまま新聞の切り抜きをしていたらちょうどサルガド作品展「EXODUS 国境を越えて」の記事を見つけました。言うまでもなく難民ということ自体が不条理で、人間の愚かさを目の当たりにする思いです。
■昨日の午前中は写真を撮ることがあって、EOS630にEF28~135mmISとSIGMA70~200mmF2.8を付けました。EOS630は15年も前のカメラですが、ISシステムもきちんと動いてちょっと大きめのボディが手になじみます。そしてISレンズとフルタイム・マニュアルフォーカスの使い勝手はやっぱり手放せません。FinePixにEFレンズが使えたら最高なんだけどな!
■先週、家のインターネット接続をADSLにしました。局から4キロと少しあって速度は900k前後しか出ません。ブロードバンドとしてはいちばん遅いとはいうものの、それでもこれまでのダイヤルアップ接続と比べると30~40倍です。快適です。そのスピードと定額料金に気をよくして一気に無線LANまで行ってしまいました。家中どこでもワイヤレス高速?インターネットでしばらくはまってしまいそうです。
■今日の午前中はずっとインターネットで調べものをしていました。自閉症スペクトラム障害の子どもの発達のどの時点でどんな指導支援をすべきなのか、ということです。TBSのドラマ「君が教えてくれたこと」のサイトはテレビドラマが故に自閉症スペクトラム障害の人たちのどこかドラマティックなのかがよくわかります。時々見るべきですね。
■夜はF1日本グランプリの番組をずっと見ました。やっぱりカーレースはF1が好きだ! 研ぎ澄まされた感性がF1マシンを創り、ドライブし、あのサウンドを奏でる。何でも窮めようとする姿は

2002/10/07

忙しい連休!

■ミュージック・ケアの総合研修に行ってきました。全5回中の第1回目です。講師は日本ミュージック・ケア協会認定指導者で私にとって初めての先生でした。8月の全国セミナーでヨーグルトのカップで作った楽器で不思議な音空間を体験させてくれました。同じミュージック・ケアでもセラピストによって雰囲気がちがいます。認定指導者ともなると持ち味十分ですね。
■ミュージック・ケアの研修は曲の使い方を覚えるだけでなく、ひとつひとつの曲を自分のものにするための場です。「音楽療法は療法士の数だけある」「音楽療法士になるための道は自己形成の道でもある」という言葉が研修のシステムに位置づけられているわけです。ハードですが楽しみな研修です。
■大阪には車で2時間でした。ずっと「おかあさんといっしょ」をきいていました。『ゆめ ゆき あめ』と『にじのいろとおほしさま』、『ちいさなおふね』ばかりきいていた。『にじのいろとおほしさま』では電子ピアノ、ローズの音が聞こえます。それがなんともノスタルジックでいい。『ちいさなおふね』はキーボードのバッキンブとアドリブっぽいフレーズがいい。堪能しましたが、帰りは高速道路を使わなかったので4時間余かかって往復6時間、それでも時間が足りないくらいでした。
■久しぶりにモノクロ・フィルムの現像をしました。腕は落ちている。フィルムの巻きむらがあって1コマ失敗しました。夏場はやはり現像液の温度管理が難しく今日は現像液が22度前後で現像が進むものと判断して、プレスト400をミクロファイン1:1希釈で9分ジャストで現像しました。大きな破綻もなく仕上がりました。モノクロは暗室で焼き付けをしたいのですがその設備はなく、フィルム・スキャナとパソコン、インクジェッタ・プリンタでプリントします。
■この頃デジタルカメラで撮った写真をパソコンで加工することが煩わしくなってきました。FUJIFILMのコンシューマー・モデルFinePix4700zで撮った写真がFUJIFILMのスーパー・デジタル・プリントで驚くほどのクオリティで仕上がってくると、パソコンでの加工は一体何なのだろうと考えてしまいます。銀塩はフィルムを意図的に使い分けて仕上がりにつなげていきます。デジタルはRAWデータで記録してシャッターを切るそのときまでさかのぼって画像を操作できます。デジタルの方が融通が利くわけ。だけど、jpegでさえコンシューマーが1枚1枚加工するなどちょっと考えられない。それなら銀塩フィルムの個性化、差別化と同じような加工システムをカメラに組み込む方が仕上がりのクオリティから見ても現実的な対応です。このベクトルを当初から明確にしてきたのがFUJIFILMの路線です。カメラでかなり加工してしまうからパソコンで加工すると色調もコントラストもシャープネスも破綻をきたしてしまう。だけどカメラでの加工がかなり高い次元での魅せる写真を提供しれくれるから加工の必要をそれほど感じさせない。FUJIFILMの卓見はその尺度として肌の表現性をとっている点です。FUJIFILMのFinePixの肌の表現のクオリティを見ると文句のつけようがない。納得してしまう。もちろんこれは人によってちがうわけですが、この頃の雑誌はFinePixの肌の表現性を高く評価するようになってきているように思っています。フィルムメーカーとして蓄積してきたノウハウの凄さを思う。S2proがニコン・マウントなのが残念ですが、FinePixの肌の表現が手に入るなら別システムを組んでもいいと思うほどです。1200万画素はダテじゃない!
■贔屓にしてきた近所のミニ・ラボがとうとうデジタルシステムになってしまいました。銀塩フィルムがこのシステムで処理されてしまうとデジカメ以下のクオリティになってしまうように思います。残念!
■先週、知人からバジルの苗というか引っこ抜いたバジルをもらって自宅の庭に植えました。今頃植えてどうなるものかと思いますが、来年は庭中バジルになってほしい!

2002/09/27

鈴の音がする宅急便

■このところアクセス・カウンターの数字がどんどん上がっているので更新が滞っているのを申し訳なく思っています。書きたいことはたくさんあって何度か書き始めてはいるものの、時間がなくて途中で「memo」フォルダに保存しています。MPVがガス欠で止まって冷や汗をかいたこと、新聞の切り抜きをしていてニューヨークのテロの追悼にモーツァルトの『レクイエム』が世界を駆け巡ることを知って思ったこと、アメリカのニューヨークのテロを撮ったフォトグラファーのこと、勤務先の養護学校の運動会に使う準備体操と整理体操の音楽をシンセサイザーの打ち込みで作ったときのこと、トマトソースを作ったけどオリーブオイルが足りなくてあの黄金のつぶつぶが冴えなかったこと、NHKの「にんげんドキュメント」で痴呆のお年寄りが現代アートと出会って生き生きした笑顔を取り戻したと知ってあらためて現代アートのパワーを思ったこと、発達に遅れのある子どもにとっての写真やビデオの価値、モノクロフィルムの現像液を作ったこと…いろいろあります。
■昨夜、鈴の音がする宅急便が届きました。(宅急便というからにはヤマト運輸です。)鈴の音がする宅急便なんてちょっと楽しい。中身は来月から始まる音楽療法ミュージック・ケアの総合研修の教材です。宅急便の中には、CD4枚、テキスト、楽譜、バチ、鈴、レジュメなどが入っていました。10月から12月にかけて、隔週の日曜日毎、大阪に通います。いつかはきちんと勉強したいと思っていた研修が始まります。楽しみですが身が引き締まる思いです。

2002/09/01

草刈りとピアノ…

■畑の草刈りをしました。草刈り機なら楽なものさと考えていたらとんでもないことになった。春前から放ってあるので背丈を越える草が一面に生えていて茎の根元はなんと3~4センチもある。もう草とは呼べない。木だ。かん高い金属音がして草が倒れる。椎間板ヘルニアの患部が疼く。フラフラになりかけたとき大きなハチの巣を落としてしまってハチの群れに追いかけられる。それでも休憩のときのなんと気持ちよかったことか。風が心地いい。2時間かかってやっと終わったら汗だくで腹ペコ! 体重はついに60キロ…5月のピークから8キロもやせてしまった。
■畑の帰りに書店に寄って久しぶりに『キーボード・マガジン』を手にしました。キーボード・トレーニングや音にこだわるエピソードを読んでいるとまたぞろピアノ心が…88鍵のキーボードが欲しい! タッチにこだわりたい! なに? B2000の下取りは○○○○○…もう、いても立ってもいられなくなってきました。今日、実家でピアノを弾いて、やっぱりアコピはいいなぁとしみじみ思ったばかりなので尚更です。
■実家のピアノは35年も前のものです。その音のなんと懐かしいことか。子どもの頃はあまり好きでなかったピアノですが、その音がいつしか私の何かを育んできたことに気づきました。父はピアノの選定をしませんでした。でも、その音は父の想いを伝えてきたように思えてならないのです。楽器は本来個性的なものです。楽器と弾き手と聴き手の数だけ音楽がある、そういってもいいでしょう。もちろんフルコンサートはいい。でも、どうしてフルコンなのだろう。音楽はフルコンでないと表現できないものなのか。音楽はコンサート・ホールで聴かないと「本物」ではないのか。コンサートもいい。だけど、音楽と人との出会いはもっともっと個別性があっていいと思います。
■夜、小曽根真のピアノをテレビできいた。自分もがんばろうと思った。

パール・バック『母よ嘆くなかれ』

音楽療法の研修資料で前に作成したスライドからパール・バックの引用を使うことにしました。ポール・ノードフ、 クライブ・ロビンズ著、望月 薫訳『障害児教育におけるグループ音楽療法』(人間と歴史社 1998) に寄せたパール・バックの「序」の一部です。 遅滞のある、ゆっくりと考える人た...