2005/06/25

リーダーの条件

■名古屋でレーザポインタを調達してきました。パワーポイントを使うときレーザポインタは必須アイテムです。地元の電気店の取り寄せ価格の1/5で在庫がある大須はやっぱりありがたい。名古屋ではアップルストアも寄りました。仕事で自分のPCをほとんど使わなくなったのでマックは身近になってきているのかも知れません。PCはPersonal Computerの頭文字です。コンピュータはパーソナルなもの、このネーミングの文脈はコンピュータのヒストリーを紡いできた人たちの想いそのものだと思う。
■大都市に行くと“豊かさ”ということに思いを巡らしてしまいます。高層ビルや溢れる商品、道を行く高級車…大都市の“顔”はそうだけど、でも、日本は今もそればかりじゃない。一本“裏道”に入ってみると…大須、アメ横は私の気になる空間です。
■平原彩香のアルバム「the voice」を聴いていて、ふと、ジャニス・イアンを思い浮かべました。心の内を歌っているのに普遍性を感じる広がりと社会派のメッセージ性を感じます。「the voice」は管のソロが入る曲があります。ソプラノサックスとオーボエです。これがとてもいい。
■アメリカでBSEの2例目の確認がアメリカ政府によってなされました。台湾はアメリカからの牛肉輸入を即日停止しました。日本は…日本は誰も決断をしないのか! 国民の安全に責任を持とうとするリーダーはいないのか! 求められるのはその時その時の反応の資質だ。

2005/06/21

アテンザ

■今朝、東名阪を走っているときカローラ・フィールダーのオドメーターが10万㎞を越えました。そして、今夜、次の車が東京荻窪を旅立ちました。今頃はカーキャリアで東名を走っているのでしょうか。新しい車はアテンザ・ステーションワゴン23Sです。新しいといってもディーラーの展示車でした。それにしては、色はシルバーコントレールメタリックで全然売れ筋ではありません。しかもMT(マニュアル・ミッション)で、あってもよさそうなリアスポイラーは逆になくて、なぜかBOSEがついています。ちょっと???な車です。でも、すべて私の狙い目です。価格も…
■これでやっとMTに乗れます。MTは20年ぶりです。たっぷりなサイズのシートにおさまってMTのシフトを操作するのは悦楽かも知れません。マフラーとシートもスポーツタイプだったらいうことなしなんだけどね(^_^);;;

2005/06/18

日常と非日常の両義性

■出張で木曜日に200㎞、金曜日に300㎞と走ってさすがに疲れました。県立学校の出張範囲は全県下となるのでたいへんです。今日は今日で伊勢と南島町に行ってまた150㎞走りました。南島町の港で白のミニを止めて海を見ている人がいました。絵になるシーンでした。
■夕方、書店で久しぶりに車の雑誌を見ました。その時間に“非日常”を感じていました。フェラーリは夢のまた夢だけど、こんな車を作ろうと脈々と続く熱い想いを受け継ぐ人たちの時間と私の時間はちがうのだろうなと、ふと、思いました。こんな車に乗ったらどこに行くのだろう…胸騒ぎがする!
■金曜日は伊賀つばさ学園に行きました。開校10年目の養護学校でとても落ち着いた学校でした。そこでの会議…私が所属する県立学校教頭会研究委員会学校教育部会は高等学校における特別支援教育を研究テーマに取り上げることになりました。生きにくさや勉強のしずらさでしんどい思いをしている生徒への支援のステップのひとつにしてもらえたらと切に願うところです。軽度発達障害は決して“軽度”ではありません。適切な支援がないとしんどさは生涯続きます。LDやADHD、高機能自閉症等への国家的レベルの支援はまだまだこれからです。支援のための社会的な資源があまりに少ない。だから学校の先生ひとりひとりができるところから始めなければならない。
■夜、久しぶりに夕食を作りました。何でもないレシピだけど朝からずっと考えていました。こんなことってほんとに楽しい。料理の盛りつけやテーブルのメイキングといってもただ料理や箸を並べるだけですが、そのときがいちばん充実感を覚えます。土日しか料理をすることができなくなってしまって、でも、通勤のドライブがその代わりをしてくれているのかも知れないと思っています。日常と非日常の行き来、自分の中にある日常と非日常の両義性の意味の大きさを思う。

2005/06/12

6月のポコ・ア・ポコ

■6月の日曜日のポコ・ア・ポコをしました。20家族のみなさんに来ていただいて、なんと、カップが足りないという初めての出来事がありました。この4月から久しぶりに来ていただくお子さんが何人かいて、今日も、1年ぶりかというお子さんが来てくれました。うれしいことです。長く続けていると、といってもまだ2年ですが、出会いにドラマを感じることも出てきました。子どもはすぐ大きくなります。ほんの2~3か月会わないだけで印象が大きくちがうことがあって、私が知らない時の流れを思うのです。
■セッションの後は庭木の剪定をしました。肥料をやってないのにどうしてすくすくと育つのか! 30分くらい切っただけでゴミ袋10個分にもなりました。この土日も慌ただしく過ぎました。

2005/06/11

スピードの美学

■9日木曜日10日金曜日と中部地区肢体不自由養護学校教頭研究会で静岡に行って来ました。養護学校は今、特別支援教育や障害者自立支援法への対応、そして、何よりも、誰もが自分の意思で生きることができる社会の機能の構造化に向けて何ができるかに懸命です。今、文明国家としての日本の在り方が問われています。2日間の研究会は他県の情報を得るだけでなくこれから自分に何ができるかを問われる厳しい場でした。
■静岡に着いて昼食はスターバックスにしました。真っ黒な大きなタンブラーに「私はあなたのもの!」というアフォーダンスを感じて購入。いつものカプチーノにシナモンスコーンとチーズデニッシュというリッチなランチとなりました。(FinePix4800Z WB:DL)
■CDウォークマンは持って行ったけどソフトを忘れてしまい、静岡で買ったのはマーラーの「千人の交響曲」です。松阪では見つけられなくて、これは!と購入した次第です。「死を予感した…」というこの曲に私は特別な思い入れはありません。来年、この曲の合唱にチャレンジしようかとあれこれ考えているところです。音楽的にどうなのか、そこにこだわる。レナード・バーンスタインのこだわりです。
■帰路の静岡駅で早めにプラットホームに上がって通過する新幹線を見ていました。200㎞で駆け抜ける新幹線は美しい。新幹線は乗って美学を感じます。加速の力強さ、カーブでの傾き、メリハリの効いた走りは私を覚醒する。私もきっとADHDだと思う。スピードに酔ってしまいます。
■新幹線で読んだ本は『セロトニン欠乏症~キレる脳・鬱の脳をきたえ直す』(有田秀穂 NHK出版 2003)です。セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン、この3つの脳内情報伝達物質のバランスが今を生きる人の危ういバランスを支えていると思いました。
■この出張でどういうわけかとても不思議に感じたことがあります。静岡でも“日本語”が通じるということです。これって当たり前のこと。でも、私にとってはとても新鮮な体験でした。もしかしたら、今日、地元で誰かと話をして通じたら新鮮に思うかも知れません。
■出張から帰ったら麦畑のほとんどが刈り入れを終わっていました

2005/06/05

マグナムの写真たち

■ミュージック・ケア初級総合研修三重会場が昨日から三重県いなば園で始まりました。昨日は出勤だったので私は今日から参加です。12人の研修生は連日の研修で少々お疲れのようす。ミュージック・ケアの研修は質の高い充実した空間です。私も基本を叩き込み直しました。一日たっぷりとミュージック・ケアの研修をして身体の固さがほぐれて目覚めたように感じます。心もリフレッシュです。
■夜、「NHKスペシャル」の「一瞬の戦後史~写真が記録した世界の60年」を観ました。第二次世界大戦後のキャパのソ連取材から今のイラクまで、写真の中の人々の姿に打ちのめされた思いがしました。激動の歴史に翻弄されるのはひとりひとりの人間です。その誰もが皆その人だけの人生がある。1時間にこれほどの写真を見ると胸が詰まります。なんという重い写真たち。マグナムのカメラマンの意識の高さがその一瞬一瞬を逃さずフィルムに焼き付けたのだ。フレーズが次から次へと押し寄せる吉田潔の音楽も繰り返される歴史の真実を強く印象付ける役回りをしていました。
■サザンのバラッドを聴き直そうとCD4枚をレンタルしてきました。茅ヶ崎市立浜之郷小学校初代校長 大瀬敏昭さんがICUで麻酔から覚めて聴いたバラッドの空間を知りたいと思ったからです。通勤ドライブでは先週から平原彩香の「明日」ばかり聴いています。

2005/05/29

麦秋

■麦秋の麦の穂がきれいなので車を止めて写真を撮りました。。

2005/05/28

『島のねこ』

■先週から捨て猫をあずかっています。仔猫で真っ白、目はブルーイッシュ・グレーです。しっぽは長くて真っ直ぐです。この1週間でずいぶん成長しました。跳んだり跳ねたり、動くものなら何でも興味をもって近づく、前脚を伸ばして触れようとする…仔猫の感覚が統合されつつある発達のドラマがダイレクトに見えるのだ。ボディ・イメージ、前庭覚、固有覚、空間認知…こんなに早く獲得するものなのかと驚きます。人との関係性も。それにしてもかわいい。名前はオードリーとしました。今ちょうど庭に咲いているプリンセス・オブ・ウエールズのような純白です。
■猫といえば、“猫写真家”関由香さんの『島のねこ』(新風舎2004)が猫写真集のお気に入りです。この写真集の猫たちは南の島に住んでいて“本土”の猫たちとはちがう文化圏にいるみたいです。ただただリラックス。「陽をさけて へたりだらりと 島のねこ」というコピーの帯の下には、猫もこんな格好するんだ!と驚きのリラックスポーズが! こんな写真は簡単には撮れない。
■夜、NHK-ETVで「うつ」の特集がありました。「うつ」はある時点のひとつの結果でありプロセスだと思います。幼い頃からの育ち、インナーチャイルドの存在の大きさを思わずにいられないのと同時に、今今があらゆる可能性に通じていることを信じることの大切さを思わずにはいられません。番組でウォン・ウィンツォンが弾くのはベーゼンドルファーでした。
■『翔彩がイルカを感じた日』(新田順子 光文社 2003)を古本屋で見つけて買いました。イルカも馬も、犬も猫も、人が求めているアタッチメントを形あるものとして実感させてくれる存在です。

2005/05/22

数字の文脈

■先週、年度初めの書類をひとつひとつ片づけてあと少しで一区切りと思っていたら、会計監査院の監査の書類を作成するようにとの指示がメールで届きました。調書の表を勤務校の実態に合うようにサイズを変更して一日かかって仕上げました。明日から証拠書類の準備です。数字ばかり見ていますが、児童生徒数の「+1」や「-1」のひとつひとつに深く長い文脈を思わずにいられません。
■この連休に本を3冊買いました。『アサヒカメラ』6月号(朝日新聞社)、坂井優基『パイロットが空から学んだ一番大切なこと』(インデックス・コミュニケーションズ 2005)、茂木健一郎『脳と創造性「この私」というクオリアへ』(PHP研究所 2005)です。
■『アサヒカメラ』は6月号を見てやはり“社会派”だと思いました。色褪せた歴史的な記録からアヴァンギャルド、社会のマイノリティたちの映像は迫力があります。6月号は渾身のエディションだと思います。
■坂井優基『パイロットが空から学んだ一番大切なこと』は私の好きな飛行機ものです。「私にとって空ほど美しい職場はありません。」という一文は羨ましい限りです。空を職場とする者しか知り得ない記述にあふれています。でも、この本のいちばん素晴らしいところは関係性の中で皆が成長する文脈を描いているところです。「プロフェッショナルでなければならない」「機長1人で飛んでいるのではない」「フライト毎のテーマ」「目的の明確化と手段の自由化」「視点としての地文航法」「不確実性への備え」「スキャンという技術」「チームワークには『自由』という空気を」「第一声は、ありがとう」「心の中で合理化をしない」「先輩の恩は後輩に返す」等々、章や見出しの言葉を見るだけでこの本の文脈の深さがわかります。
■茂木健一郎『脳と創造性「この私」というクオリアへ』は突っ走る今の私への警鐘です。脳科学が全てではない。タイムリーな一冊です。でも、この本のアフォーダンスをキャッチした自分も少しは褒めたいと思います。
■ポコ・ア・ポコの音出しにとデジタル・ミュージック・プレーヤーを購入しました。CREATIVEのMuVoV200は底値でした。フラッシュ・メモリだと少々荒っぽく扱っても大丈夫です。セッションで使う曲全部が入って頭出しもすぐできる。1曲再生モードがあることを確かめて買って、確かにそれはできるのだけど、なんと、再生ボタンのスイッチオンで曲がすぐに始まるではないか! そのレスポンスが売りということに気がつきませんでした。これではひとりでセッションをするときに困ります。スイッチを操作して輪の中に入って、「ようい…」と構えてから音楽が始まってほしい。1曲1曲にブランクデータを入れなければならない…なんと面倒な(×_×)
■CREATIVEのMuVoV200のメモリは256MBです。4分の曲が120曲くらい入るとか。ポコ・ア・ポコで使う30余曲に加えて100曲入ります。このメモリの空きにどんな曲を入れようかとあれこれ思い巡らすことの楽しさになつかしさを覚えます。“My Favourate Songs”をレコードとカセットテープで作った頃を思い出します。
■MuVoV200を買った店で、Canon EOS Kiss Disital Nを初めて触りました。軽さ、AFのスピードと正確さ、シャッターレスポンス、そして、手にした質感にこれはすごいと思いました。これにコンパクトなISレンズを着けたら手放せなくなるな…
■今日は雨、車のワイパーゴムを換えました。カローラフィールダーの走行距離が10万㎞に近づいてきました。通勤だけで1日140㎞、1か月に3500㎞走るとして1年で4万㎞という走行距離です。フィールダーはボディの鋼性も高くて高速でも安定しているので長距離通勤も苦になりません。コンパクトだから取り回しも楽です。でも、やっぱり物足りないのはATだからなのだろうか…。今夜はF-1モナコ・グランプリです。血が騒ぐ!

2005/05/15

アイデンティティー

■ポコ・ア・ポコの音楽療法の研修会を行いました。8人の参加をしていただきました。お子さんも4人、実技と私の話につき合っていただいて和やかな研修会でした。でも、私からのメッセージは焦点が絞れきれなくて大まかな話に終わってしまいました。ポコ・ア・ポコのセッションと文脈を分析的にみるとほんとにたくさんのファクターがあって丸一日話していても足りないくらいでした。音楽療法だけでなくひとりひとりのお子さんに合ったサポートを組み合わせていかなくてはなりません。この研修会は秋にも行う予定で、子どもたちの育ちに少しでもプラスになればと思っています。
■午後の日曜日のポコ・ア・ポコは18家族のみなさんに来ていただきました。今日は元気印のお子さんが多くてこれも楽しいものでしたが、大勢が苦手なお子さんにとってはつらいものもありました。こんなときお母さんのサポートが欠かせません。みなさんに支えていただいているポコ・ア・ポコです。今日は日曜日のポコ・ア・ポコの2周年となるセッションでした。私の目標はとりあえず10年続けることです。
■今夜は久しぶりにトンカツを作りました。油温計がこわれてしまったので勘が頼りです。前に実家の母にフライを揚げるコツを聞いたら、ややこしい説明を一通りした後で、「見とったらわかるに!」と締めくくりました。そうか、見ていたらわかるのか!? 果たして、油温計がこわれてからは揚げ物の失敗がなくなりました。計器に頼って失敗し続けてきたそれまでは何だったのか!
■NHK-ETVの「新日曜美術館」は「ミュシャ~スラブ悠久の叙事詩」でした。そういえば見覚えのある印象的なミュシャの絵です。でも、彼が描く母国チェコの絵の迫力には遠く及びません。アイデンティティーを発見した人の強さです。ゲストに劇作家・声楽家の池田理代子さんが出演していました。彼女の存在感も大きかった。創作家だからこそ持ち得る強さだと思いました。私のアイデンティティーはポコ・ア・ポコかも知れません。
■平原彩香のコンサートが三重県多気町であってとてもよかったとのこと。私は行けなくて、今夜は彼女のアルバム「ODYSSEY」を聴いています。こんなに聴かせていいの!?と思うくらいです。歌はもちろん上手い。すごくプライベートな歌詞なのに無限の拡がりを感じます。バックの演奏もクオリティが高くて魅入られてしまいます。

パール・バック『母よ嘆くなかれ』

音楽療法の研修資料で前に作成したスライドからパール・バックの引用を使うことにしました。ポール・ノードフ、 クライブ・ロビンズ著、望月 薫訳『障害児教育におけるグループ音楽療法』(人間と歴史社 1998) に寄せたパール・バックの「序」の一部です。 遅滞のある、ゆっくりと考える人た...